積水ハウスの家で人気の屋根材の種類について調べてみました。
目次
注文住宅というからには、屋根の種類も基本的には自分が好きなものを自由に選べるはず。
ですが、ハウスメーカーによってやはりカラーがあります。
積水ハウスの家はどんな屋根の種類がよく使われているのか?
積水ハウスの特徴についてまとめてみました。
「○○ハウスといえばこの屋根材!」みたいなメーカー特有のこだわりがあるのも、ハウスメーカー選びで迷うポイント。
積水ハウスオーナーさんたちはどんな屋根材に惹かれて購入を決めたのでしょうか?
我が家の周りでも積水ハウスで新築を建てているお宅をよく見かけますが、瓦っぽい屋根が多いな~という印象。
調べてみたところ、あれは「SH-A」という種類の平瓦で、「三州陶器瓦」という素材を使っているんですって!
三州とは「三河」=愛知県のことで、古くから「日本の瓦の三大産地」の一つとして知られていたようです。
- 耐火性、
- 耐水性、
- 耐寒性、
- 断熱性、
- 耐震性、
- 耐久性、
- 防音性、
- 快適性
・・・とバツグンの性能の高さを備えているのが強み。
「瓦Web」という三州瓦のオフィシャルサイトでは、その耐久性を実証した実験の映像なども公開されていますのでぜひご覧になってみてください。
瓦の屋根といえば、見た目の高級感&重厚感が魅力的ですよね。
なるほど、積水ハウスで家を建てる方は高級志向な傾向があるのね~
・・・と納得したところでオーナーさんのブログなどを拝見してみると、瓦と太陽光パネルが一体化したタイプの屋根を選んでいるお宅が多いことを発見!
この種類の屋根だと、太陽光パネルを載せている家にありがちな「太陽光発電、始めました」感が最小限に抑えられて家全体がスタイリッシュに見えるんです。
太陽光パネルが浮きまくっている家って、ちょっと野暮ったく見えたりしますからね・・・。
パネルで屋根が守られるような形になるため、屋根そのもののメンテナンスコストや手間を抑えられるというメリットもあるんですって。
この屋根は、2009年の「グッドデザイン賞」も受賞しているんですよ。
積水ハウスの屋根でもう一つフォーカスしたいのは、リフォームに特化した屋根材「SHメタル-フPV」です。
こちらもやはり太陽光発電システムを一体化させた種類の屋根材で、既存の屋根材の上から重ね葺きする形で施工します。
瓦のように見えて、実際は本瓦の1/8という軽さ!
厚板としてガルバリウム鋼板にフッ素樹脂を塗布したものを使用してるため、耐候性に優れているという点もアピールポイントです。
なにより、屋根の葺き替えと太陽光パネルの設置を一度でできるというのが斬新ですよね。
工期やコストカットにつながるというのも評価ポイント!
積水ハウスでリフォームをお考えの方や、将来的に太陽光システムを載せたいなとご検討中の方はぜひチェックしてみてくださいね。
では、太陽光発電パネルと一体化した瓦屋根とはどのようなものでしょうか?
2009年の「グッドデザイン賞」を受賞しているくらいですから、デザイン性も申し分ないものと期待してしまいますね。
実際の写真がコチラ。
出典:積水ハウス 公式サイト 積水ハウスオリジナル瓦型太陽光発電システム
こうしてみると、確かに、太陽光パネル独特の”テカり感”はありませんね。
言われないと、太陽光パネルがついているなんて気づかないレベルです。
これなら、「太陽光パネル、つけたいけど外観がねえ…」という方でも納得の上で搭載できるでしょう。
複雑な形状の屋根にも対応できるとのことなので、この屋根材を使うことと引き換えにデザイン面で何かを諦めたり妥協したりといったこともなさそうです。
出典:積水ハウス 公式サイト 積水ハウスオリジナル瓦型太陽光発電システム
また、屋根とパネルの一体型のほうが工期短縮kにつながるというメリットもあります。
ただし、「発電効率」という面では少し劣ってしまう・・・という口コミも散見。
そもそも瓦の分だけ面積を取られてしまうので、面積比で見れば普通にパネルを置くスタイルに比べたら発電量が少なくなるのは当然です。
また、特にネックになるのは夏の暑さ。
瓦自体が熱を持ち、その熱の逃げ場がないことが原因のよう。
実際、夏場は一般的なパネル(屋根との一体型タイプではない)のほうが発電効率が良いという口コミも多いですね。
※温度が上がると発電効率が低下します。
「量産品ではないので、費用の面でも高くつく」という声もありましたよ。
デザインの面では申し分ないですが、多角的に見ると瓦屋根と太陽光パネルの合わせ技は弱点も多いように感じます。
採用される場合にはこういったデメリットも判断材料にしてくださいね。
外壁塗装の総合情報
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