価格は最安?屋根材の中でも折板は別格の価格だった!
屋根材を選ぶ時は、まずは用途から。
一般住宅には向きませんが、商業施設などでは幅広く使われるようになった、金属折板屋根。
価格はびっくりするくらい安いのです。
他の材料と比較して、じっくり検討を始めましょう!
屋根材における折板(せっぱん)をご存知でしょうか?
鉄骨造屋根などで今だによく見かけることがありますが、どんな構造なのかご存知ない方も多いと思います。
折板は断面構造に重点を置いて開発されたもので、強度、経済性兼ね備えた金属製屋根材です。
大型の屋根や、長尺屋根などに向いています。
折板は母屋等に直接施行できるので、屋根の下地材がいらないので、工期の短縮にもなります。
工期の短縮になるということは設置業者の作業量などが大幅に削減出来る可能性がありますね。
強風地帯などでも金属製の屋根故に、強靭性も兼ねそねているので、ちょっとやそっとで、メンテナンスが必要になることは無いようです。
最近では断熱材を間に挟んだ2重葺きタイプなども使われ始めています。
もちろん工場や、倉庫だけでなく、体育館などにも使われ、規模の大きな鉄骨造性の建物の屋根材として多く選択されているようです。
工場などの広い屋根に施工される、折板屋根はいくら位するのもなのか、素材や面積によって様々ですし、地域によっても違うみたいですので、今回は平均価格について特筆します。
折板屋根は金属製の屋根ではありますが、その形状や、接地面積から一般の住宅に用いられることはほとんどありません。
物置や、工場などで多く使われます。
メリットとして価格が非常に安い理由の内訳として、工期が短いために施工が単純という理由も含まれています。
折板屋根が選ばれる理由の1番はこれに尽きるといえます。
断熱や、雨音が直接聞こえるため、小さな店舗などでは好まれませんでしたが、現在では断熱材の進化や、遮音性にも優れた材料が増えてきたため、折板金属屋根の需要もドンドン増えてきています。
その価格は・・・
平均で、約60万円/50平米あたり。
参考にチタン屋根の平均が約120万円/50平米あたり、なので約半額にコストを抑える事が出来るのです。
先にも言いましたが、今では正直、折板屋根よりも機能性に優れた商品も多く出ているため、一般住宅ではあまり用いられる事はありません。
それは『人が住むから』。
折板屋根が用いられる所は『人が働く場所』に適しているということ。
その辺りを踏まえると、工業系、商業系には適していると言えます。
それにローコストにつき初期投資を抑えることができるので、企業が抱える負債を最大限抑えることが出来るとなると、益々需要が高まりそうです。
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