透明の屋根材として使われるポリカーボネイト
カーポートの屋根やサンルームなど透明の屋根材を使いたい!
こんな場合に使われる屋根材はほとんどがポリカーボネイトです。
軽いし強度も十分、そんな優れた透明の素材なのですが、弱点もないわけではありません。
取り扱いには注意をしましょう。
透明の屋根材、こんな風に聞いてまず思い浮かぶのが、最近の主流ポリカーボネイト。
透明の素材ですがガラスではないので重量は軽い上に、戦闘機のコクピットにも用いられるぐらい丈夫な素材。
ですから屋根材として広く用いられているのです。
主な場面はカーポートや洗濯物を干すサンルームといった具合。
念願のウッドデッキを新築の家に造ったけれど、雨の日が多くて意外と使い勝手がない。
安価に屋根を付けることはできないか?そんな相談を受けた場合に、ポリカーボネイトの屋根材はオススメとなります。
これらの屋根材に透明の素材を用いるメリットは、部屋の採光を遮らないというのが大きなポイント。
重量感のあるカーポートがリビングの正面にある、こんな状況は非常に重苦しいもの。
しかし、透明の屋根材を用いたカーポートならばイメージも軽やかになるのです。
しかし、透明の屋根材としてよく用いられるポリカーボネイトにも弱点があります。
それは強度が高いといっても、限界があるという点。
例えば雪の降る地域だと重みで割れるということは考えにくいですが、しなってしまいます。
しなった結果、隙間ができて雨が漏る、もしくは重みでカーポートやサンルームごと潰れる。
こんな事を避けるためにも、住んでいる地域にあったタイプのものを設置しなくてはいけません。
確かに雪の降らない地域用のカーポートなど、デザインもオシャレで価格も安いもの。
ですが、まあびっくりするほど雪には弱いのです。
近年では雪の降らない地域でも突然、積雪がある。
こんなこともありますから、あらかじめ降雪地域のタイプを選んでおくのも大切です。
次に透明の屋根材の弱点は、光を通しすぎるという点。
例えばサンルーム、夏場など強い日差しのある時の室温は殺人的ですらあるのです。
そんなときに備えて、透明な屋根材にも様々なバリエーションが用意されています。
例えば薄く色が入っているものならば、多少は日光を遮ることができるでしょう。
また、透明すぎてプライバシーが気になるというケースなら、すりガラス状になったものを選ぶというのも手となります。
この様に透明の屋根材として、ほぼ完璧な性能のポリカーボネイトなのですが、弱点も少々。
まず、キズに弱いという点。
例えば透明な屋根が汚れたからといって、デッキブラシでゴシゴシこする。
こんな手入れの方法は、なるべく避けるべきでしょう。
次に紫外線などで黄色などに劣化しやすいという点。
こうなったら手入れの仕様がありませんから、そのまま使うか、入れ替えるかというふうになります。
外壁塗装の総合情報
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