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大和ハウスの3種類の優秀な屋根材とは?

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目次

 

大和ハウスは3種類、屋根材のバリエーションを揃えています。

 

しかも、それぞれ特徴があり、甲乙つけがたい優秀な屋根材ばかり3種類。

 

後は、大和ハウスの外観のバリエーションで選ぶのが良さそうです。

 

大和ハウスが推す、屋根材は3種類

大和ハウスが主力としている注文住宅のシリーズは「xevo」。

 

xevoといっても構造から見ても、鉄骨造と木造の2種類。

 

外観でもかなりのバリエーションがありますので、決して一口では語りきれません。

 

しかし、それらの屋根材として主に使われているのは3種類。

 

陶器瓦とスレート、FRCとなっています。

 

陶器瓦は、価格が高めで重量があるというのが弱点。

 

ただ、バツグンの耐久性を持っており、メンテナンスについては、特に考えなくていい屋根材というのが屋根瓦。

 

スレートについては、価格が低めで重量が軽く、構造に負担がかからないのが長所。

 

一方で、耐久性については難があるというのが短所とされている屋根材です。

 

しかし、大和ハウスが採用しているスレートは、大手メーカーのケイミューが製造しているグラッサシリーズ。

 

スレートの表面を保護する、塗装に随分と工夫を凝らした屋根材です。

 

ですから、30年間はメンテナンスが不要。

 

耐久性も、他の屋根材と比較しても引けを取らないという特徴を持っています。

 

知名度では劣る屋根材、FRCなのですが

大和ハウスが採用している屋根材で、陶器瓦とスレートは、他社でもよく耳にするものです。

 

一方で、あまり聞き慣れないのが「FRC」と呼ばれる屋根材。

 

これは「高分子繊維強化セメント瓦」と呼ばれていて、従来のセメント瓦が進化したもの。

 

セメントに繊維質を混ぜて形成したもので、高い耐衝撃性と軽量性が特徴となっています。

 

加えてFRCの表面を覆っているのは、セラミックコーティング。

 

メーカーによると陶器瓦同等いて、の耐久性があるというのです。

 

FRCという屋根材も、なかなか優れた点が多いもの。

 

形状も色もバリエーションに富んでいます。

 

甲乙つけがたい3種類の屋根材

大和ハウスが採用している陶器瓦とスレート、FRC。

 

これら3つの屋根材は、どれも優れた屋根材となっています。

 

耐久性や価格で考えると、高い順に屋根瓦、FRC、スレート。

 

軽量性でいうと、軽い順にスレート、FRC、屋根瓦。

 

こんな具合になっていますから、一概にどの屋根材がオススメとはいい難くなっているのです。

 

後は、大和ハウスのxevoならではの、バリエーション豊かな外観に合った屋根材を選ぶだけ。

 

モダンな外観と高い天井で売り出し中の、xevo・シグマならばスレート材がピッタリとか。

 

木造であることを意識したデザインとなっている、xevo・グランウッドならばFRCや屋根瓦。

 

こんな風に選んでいくのが良さそうです。

 

どれも、優れた屋根材だけに甲乙つけがたい。

 

大和ハウスの屋根材は、そんなバリエーションになっているのです。

 

大和ハウスの「瓦」はココがスゴイ!

大和ハウスの”推し”の屋根材のひとつとして「瓦」がありますが、正直「今時、瓦屋根?」「古いんじゃないの?」「雨風が強い日は大丈夫なの?」なんて感想をお持ちの方もいらっしゃるでしょう。

 

しかし、大和ハウスが採用している瓦屋根は従来品とはかなり違います。

 

コチラは、大和ハウスの住宅で使われている瓦の屋根。

 

大和ハウス公式サイト xevoΣ和の暮らし
出典:大和ハウス公式サイト xevoΣ和の暮らし

 

2022年現在、xevoΣで使われている「ROOGA」という屋根材です。

 

パッと見た時に感じる重厚感は、さすが瓦!という風情。

 

それでいて、軽くて割れにくい強さ(対候性)も備えているのですからあっぱれですね。

 

表面に「グラッサコート」という化粧層(細かい石顔料など配合したもの)が施されているため、紫外線に強く劣化しにくいとのこと。

 

また、コチラで解説されているように、屋根の重さが従来品の約半分となっているため、地震の際の揺れの幅も小さいのも強みの一つですね。

 

⇒ 出典:街の屋根やさん 公式サイト 割れない、ズレない、軽い、従来の常識を覆すハイブリッド瓦「ROOGA(ルーガ)シリーズ」

 

 

素材そのものがしなやかに”たわんで”強い衝撃を吸収する造りになっているので、台風の後にありがちな「瓦屋根が飛び散って割れた」という惨状も避けられるでしょう。

 

「瓦がたわむなんて、あり得るの?」と思われるかもしれませんが、実際の試験でも実証されているのでその間違いありません。

 

近年は日本のあちらこちらで規模の大きい地震・台風も頻発していますし、地震対策は家を建てる際に最も気になる点だと言っても過言ではありません。

 

ともすれば足元=基礎ばかりに注目しがちですが、屋根の重さも家の耐震性能にダイレクトに影響しますので、どのような屋根材を使っているかは要チェック事項なのです。

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