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木の屋根材ならエイジングも怖くない!意外に強い木の素顔

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木を使った屋根材の特長や、木の屋根材で有名なブランドについて調べてみる。

 

今となってはあまり目にする機会もない「木」を使った屋根材。

 

金属やセメントとは違った、ナチュラルな温かみのある雰囲気が魅力的です。数ある屋根材の中で、「木」を選ぶメリットとはどのようなことでしょうか。

 

他の素材との比較で見えてくる、意外な“強さ”とは!?

 

ここでは、人気のブランド商品情報を交えてまとめてみました。

 

木は「水に弱くて、カビやすくて、腐りやすくて、火に弱い」と思われがち。

 

ゆえに、家の屋根材としてはふさわしくないように感じられますが、出雲大社の屋根はなんと天然木!

 

木の屋根材の耐久性の高さを表す、なによりの証拠と言えるのではないでしょうか。

 

木の屋根・・・ってアリなの!?

マイホームを新築するにあたって、屋根材選びで頭を悩ませている方も少なくないことでしょう。

 

ご近所さんはどんな屋根材を選んでいるんだろう?とブラッと散策してみれば、私の近所ではカラーベストあり、ガルバリウム鋼板あり、瓦あり・・・と様々。

 

それぞれ、なにかしらのこだわりや基準を持って選んでいるのでしょう。

 

ただ・・・少なくとも私の家の近所では木の屋根材を載せているお宅はありませんでした。

 

しかし、伝統的な日本家屋では木の皮を屋根材としていたのだとか。

 

馴染み深いところでいうと、出雲大社の屋根材は木だそうです。

 

それだけ、格が高い屋根材だということですよね!?

 

今でも屋根材を木にすることはできるの?

「屋根材に木を使うなんて・・・昔の話でしょ?さすがに今は無理なのでは?住宅の対価基準も厳しくなってきているし。」

 

そんな声が聞こえてきそうですし私もそう思っていましたが、現在でも「木の屋根材」は密かに人気!

 

実際に木の屋根材を使った建物の画像を見てみましたが、四角形の薄い板を張り合わせた屋根で、遠くから見ると瓦やスレート屋根のようにも見えます。

 

しかし、近くで見ると他の屋根材にはない素朴な温かみが感じられるのだとか。

 

経年劣化による色の変化さえも、「ヴィンテージ感が出てイイ感じになる!」と好評です。

 

例えば、鈴木瓦店本店で販売されている「WILL ROOF」という屋根材。(チャネルオリジナルというメーカーの商品です。)

 

素材として、高い耐候性・耐久性を持つ「生命の木」として知られているウェスタンレッドシダーという木を使っています。

 

木ですから、「雨水に弱いのでは?」という心配がありますが、そこは防水シートや雨水を逃がすテープなどでコントロールされているのだとか。

 

また、100%の天然木を使った屋根材でありながら、国土交通省が定める「飛び火試験」をクリアしているんです!

 

気になるお値段は15,000円/m2~ですから、今の時代でもやはり高級品であることは間違いなさそうですね。

 

木の屋根は断熱性もバッチリ。究極のエコ住宅という評価も!

金属の屋根材、例えばガルバリウム鋼板などは夏の直射日光で暑くなりやすいという欠点がありますよね。

 

そのため屋根に近いロフト部分などは温度が上昇しやすく、エアコンを入れていても涼しくなりにくかったりします。

 

その点、木は金属に比べて熱を伝えにくい性質があります。

 

つまり、直射日光に晒されても熱くなりにくい=家の中の温度上昇を効果的に抑えられるということ!

 

エアコン効率も良くなりますので、結果的に省エネ&お財布の節約にもつながるということですね。

 

そのような意味では、(少々、初期費用は高くなりますが)木の屋根材を使った家は究極のエコ住宅と言っても過言ではないでしょう。

 

経年劣化を楽しみつつ、エコ活動に貢献できる家。

 

これからの時代は、家づくりも「自然回帰」の流れになっていくのかもしれませんね。

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