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天然石の屋根材を標準で採用する無添加住宅

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天然石の屋根材を標準で採用しているメーカーが、無添加住宅。

 

屋根材が天然石だけでなく、壁や床材にも天然素材を採用、健康にも環境にもいいというのがセールスポイントです。

 

そして、坪単価は意外なほどに高くない、これは注目なのです。

 

天然石の屋根材を使う住宅メーカー

独特の風合いは美しく、経年とともに味が出るものの劣化はしない。

 

別項目で取り上げている通り天然石の屋根材、天然スレートは非常に優れた素材です。

 

しかし、ネックは非常に高価であるという点。

 

広く使われている屋根材である人口のスレートと比較して、概算で6倍程度の価格差があります。

 

でも、天然石の屋根材をあきらめられない。

 

そんな人が近年注目するメーカーが「無添加住宅」、兵庫県西宮市が本社の建築会社。

 

可能な限り天然の素材を用いることで健康に配慮した住宅、メンテナンス費用を極力抑えた長持ちする住宅。

 

この2点をモットーにした住宅造りをしているのです。

 

天然石の屋根に施された独自の工夫

この無添加住宅、屋根には天然石を使用、外壁には漆喰を使用、フローリングはもちろん天然木。

 

こんな具合に、可能な限り天然かつ伝統的な素材を用いて住宅を建てていきます。

 

天然石を用いた屋根の名称はクールーフ、輸入された粘板岩を用いた屋根を独自の手法で葺いていく。

 

通気性を高めてあるので高温になりにくいとか、重ねしろが少ないので天然石の屋根材に関わらず軽量とか。

 

天然石ですから、アスベストのような問題物質を含んでいないとか。

 

様々なメリットがあると、無添加住宅はうたっているのです。

 

粘板岩を用いた屋根材?それって、天然スレートじゃないの?

 

説明を読む限りクールーフは天然スレートなのですが、あえて無添加住宅はクールーフという名称を使用。

 

これは従来の天然石の屋根材を用いながらも、施工方法に独自の工夫をしているという主張。

 

従来の住宅とは違うという無添加住宅のアピールでしょう。

 

そして、価格は意外なほどに高くない

さて、そんな天然石の屋根材クールーフを用い、外壁には漆喰を用いる。

 

そんな無添加住宅さぞかし高価なことだろうと思って坪単価を調べると、50から60万円といいますから、非常に安価。

 

この価格は意外です。

 

その訳は、天然石の屋根材を大量に海外から輸入してストックするとか、屋根以外にも様々なコストダウンの手法を取っているから。

 

まあ、仕様によってずいぶん坪単価は変わりますから、この金額をうのみにするのはどうかとは思います。

 

しかし、天然石の屋根材に憧れているものの、価格の面で二の足を踏んでいるという人にとっては朗報。

 

一度は話だけでも聞いて見る価値がある住宅メーカーといえるでしょう。

 

年を経るにつれて、味わいを増す天然石の屋根材、そして漆喰の外壁。

 

無添加住宅が目指すのは、経年劣化ではなく美化だそう。

 

こんな時代ですから、もっと注目されて良さそうな住宅メーカーなのです。

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