性能と価格のバランスで考える2種類の屋根材
屋根材を性能だけで考えるならば、選ぶべきは瓦屋根。
しかし、コストが大変な額になってしまうものです。
性能と価格で屋根材を選ぶとしたら、何になるのか?
スレート材か金属か、この2つが候補となるはず。
それぞれの特長を考慮して選びましょう。
屋根を葺き直す、そんな場合に考えるのが屋根材をどうするか、非常に頭が痛い問題です。
大体、屋根材のことを日ごろ考えていたり、詳しい人なんて建築業以外にそういるものではありません。
加えて、一口に屋根材といっても様々な性能・タイプのものが今は出回っています。
ますます、迷ってしまって屋根材をどうするのか悩んでしまいます。
屋根材を選ぶ時に性能に目をつけるとどうなるか?ここでは考えていきましょう。
まずは性能の中でも耐用年数、せっかくリフォームをするのですから、長い間安心して住みたいもの。
特に屋根は、雨風を防ぐという住宅の基本性能の根幹をなす部分です。
とにかく長持ちする性能が高いものがいい、そうかんがえるならば日本瓦が一番。
長持ちするだけでなく、メンテナンスも要らない、これが日本瓦の性能で秀でている点。
ですから、リフォームに日本瓦を!というのは、あまり一般的ではありません。
なぜなら、日本瓦を用いていない屋根に日本瓦を載せようと思うと、屋根の構造から変更しなくてはいけません。
他の屋根材と比較して重量もありますから、屋根だけでなく住宅の構造も補強しなくてはいけないかも。
性能は高いものの、リフォームをおこなうには向いていない、それが日本瓦です。
性能は高く、コストは安く、こんな風に屋根材を選ぶならばスレートか金属の2択となるもの。
スレートは現在、最も用いられている屋根材、軽量という性能が目立つ一方で価格もそれほど高くありません。
その一方で、近年注目を集めているのは金属屋根、中でもガルバリウム鋼板を用いたもの。
これも、スレートと変わらない価格でリフォームできる上に、軽量という性能です。
一方、スレートには弱点があります。
10年から20年で、再塗装のメンテナンスが必要となるのです。
この費用が結構掛かる、屋根の面積にもよりますが足場を組むだけで10万円、再塗装に30万円程度はかかるでしょう。
一方でガルバリウムの屋根材は、メンテナンスが不要という優れた性能を持っています。
リフォームの屋根材を選ぶなら、ガルバリウムしかないじゃん!
まあ、今までの話を総合すると、性能からそうなるのですが、ガルバリウムは屋根材に用いられるようになってまだ日が浅い。
こんな弱点があり、施工する側が慣れていないから施工ミスが出やすいという話もあります。
では、どうするのか?性能の高い屋根材であるガルバリウムの施工に慣れている工務店を選ぶ、これしかありません。
屋根材を性能で選ぶのと同時に工務店も選ぶ、これが大切となるのです。
外壁塗装の総合情報
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