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ガルバリウム鋼板を仕入れて加工するのが、屋根材メーカー

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屋根材を手がけているメーカーと比べて、ガルバリウム鋼板を製造しているメーカーは少ないもの。

 

つまり、ガルバリウム鋼板の質自体はどこも変わりません。

 

変わってくるのは、屋根材としての加工。これが、性能を大きく左右するのです。

 

ガルバリウム鋼板の質自体は変わらない

現在、ガルバリウム鋼板の屋根材を手がけているメーカーは数多くあります。

 

しかし、ガルバリウム鋼板自体を手がけているメーカーは数少ないもの。

 

新日鐵住金やJFEスチールなど、大手鉄鋼メーカー数社なのです。

 

ガルバリウム鋼板の屋根材を製造しているメーカーは大手鉄鋼メーカーからガルバリウムを仕入れる。

 

その後、各屋根材メーカーが表面を塗装して、屋根材の形に加工しているのです。

 

ですから、ガルバリウム鋼板の質自体は、屋根材のメーカーによっての良い悪いはありません。

 

屋根材としての見た目、そして耐久性の差が各メーカーによって出てくるのです。

 

塗装など加工が屋根材としての質を左右する

まずは屋根材のメーカーによる塗装の差について。

 

塗装はガルバリウム鋼板の耐久性を大きく左右する重要なポイントなのですが、シリコン系とフッ素系にわけられます。

 

耐久性が高くなるのは、一般的にフッ素塗装、その分価格も高くなります。

 

ですから、耐久性を重視する屋根材にはフッ素塗装を用いている、屋根材メーカーのものを用いましょう。

 

次に、ガルバリウム鋼板を加工する形状について。

 

薄い金属板であるガルバリウム鋼板は、加工性に富んでいます。

 

ですから、様々な形状を持っているのですが、これもメーカーによって違うもの。

 

例えば、どう見ても遠目には瓦にしか見えない屋根材でも、素材はガルバリウム鋼板。

 

こんなこともあるのです。

 

ですから、住宅の印象を大きく変える、ガルバリウム鋼板の屋根材の外観は重要。

 

かつ、メーカー選びでも重要な点となってきます。

 

そして、断熱材の性能について。

 

ガルバリウム鋼板は金属だけに断熱性が非常に低いのがデメリット。

 

屋根材に用いるなら断熱材が仕込まれたものが良いと考えられます。

 

この厚さや質についてもメーカーにより様々、検討するポイントといえるでしょう。

 

保証期間の長さでメーカーを選ぶ

以上が屋根材として広く用いられるようになった、ガルバリウム鋼板のメーカーを選ぶポイント。

 

これにもう一つ加えるならば、保証期間の長さを考えるべきでしょう。

 

ガルバリウム鋼板の屋根材の長いものならば30年間、これはメーカーによって異なります。

 

もちろん、保証期間の長いものほど価格は高くなるのです。

 

この場合の屋根材の選び方は、どれぐらいのスパンでメンテナンスを想定しているのか?

 

ここがポイントとなってきます。

 

いったん、ガルバリウム鋼板の屋根材で葺いてしまったら、メンテナンスの予定はない。

 

こんな風に考えるならば、保証は長いに越したことはありません。

 

しかし、マメにメンテナンスを入れるというならば、保証は短くてもかまわない。

 

こんな屋根材のメーカーの選び方ができるのです。

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