意外と屋根材の選択が自由なログハウス
非常にタフな構造を持つログハウスだけに、屋根材を選ぶ上で制限はありません。
気にする点は外観とマッチしているかどうか?
ログハウスに似合った屋根材を選べばよいだけですから、コストや好みを考えて選べばよいだけなのです。
素朴な外観や、建材が天然由来だとか。
様々な理由でログハウスの人気が高まっています。
しかしログハウスといっても、そのタイプは色いろあるもの。
丸太を組み上げて造っていくログハウスの原点に由来したもの。
柱や梁を持つ在来工法に似たもの、更には外装材などを工夫してログハウス「風」にしたもの。
様々なタイプがあるのです。
例えば丸太を組み上げていく構法のログハウス、いかにも急造のイメージがあるものです。
しかし、太い丸太によって造られた外壁は高い強度を持っているもの。
他の構法で建てられた家と同等、もしくはそれを上回るタフさを持っているのです。
柱や梁を持つ構法やログハウス風の構法のものならば、いうまでもなく充分な頑強さを持っています。
ですからログハウスだからといって、屋根材をことさら軽くするなどの必要はありません。
他の住宅でも広く使われている屋根材を選べばよいのです。
重要なことは、ログハウスの外観に合っているかどうか?要は好みということになるでしょう。
いかにもアメリカ風の外観をログハウスに与えるならば、アスファルトシングルが良さそうです。
これは、耐水性に優れたアスファルトを下地材に染み込ませた屋根材、アメリカで広く用いられているものです。
アスファルトシングルの特徴は、非常に施工性が高く、コストも安いという点。
反面、耐久性が今ひとつという弱点がありました。
しかし、近年では下地材にグラスファイバーを使用したアスファルトシングルも登場。
耐久性の面でも随分改善が図られています。
次にログハウスにオススメの屋根材といえば、スレート材。
様々なバリエーションがありますので、ログハウスにピッタリのものを選ぶことができるのです。
価格もそれほど高くないというのも、スレートの屋根材として優れた点。
加えて、現在日本で最も用いられている屋根材ですから多くの工務店でもメンテナンスが可能というのも大きなメリットです。
他には、近年耐久性も増してきた上に、外観のバリエーションも豊富になってきたガルバリウム。
金属の屋根材ですが、サビや腐食に強いという特性がポイント、軽量であるというのも、屋根材として優れた点です。
そして、意外とマッチするのが粘土瓦。
素焼きのテラコッタでも釉薬をかけた陶器瓦でも、ログハウスの外観にあったものが販売中。
メリットは耐久性が非常に高い点。
中でも、陶器瓦ならば30年以上はメンテナンスが不要というのは大きなメリットでしょう。
ログハウスの屋根材だからといって、特別なものを選ぶ必要はありません。
考えるべきは耐久性と外観、他の住宅と同じ観点で選べばよいのです。
外壁塗装の総合情報
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