化粧スレートは完璧な屋根材!モダンな雰囲気が漂う
非常な勢いで広がりを見せる屋根材、化粧スレート。
様々なメリットを持っているのですが。一方でデメリットもあるもの。
その一つがメンテナンスが必要という点です。
化粧スレートも完璧な屋根材というわけではありません。
日本の住宅には、やっぱり堂々とした瓦屋根!!
そんな意見も根強くある一方で、近年、非常によく使われている屋根材が化粧スレート。
セメントと繊維を混ぜて形成したボード状の屋根材で、発売以来、様々な理由から屋根材の主役となりました。
化粧スレートを使用するメリットの第一として、オシャレということができるでしょう。
焼く前に着色するので、どうしてもバリエーションが限られてしまう瓦屋根と違い、化粧スレートのバリエーションは無数。
後から着色するので色は何とでもなる、好みの色を選びやすいというメリットがあります。
加えて、見た目がすっきりしているのもオシャレなポイント。
いかにも、昔ながらの住宅といった瓦の屋根と比較して、平面と直線で構成される化粧スレートの屋根、モダンな雰囲気が魅力です。
もう一つ、屋根材としての大きなメリットは、軽いということができるでしょう。
屋根瓦と比較して、重量は半分以下。
つまりは、搬入しやすい、施工しやすいというメリットがありますから、建築コストを抑える上で大きな要素となります。
そして見逃せないのが、万が一の地震の場合。
トップヘビーな構造になってしまう瓦屋根では、大きな揺れに弱い構造になってしまいます。
対して化粧スレートは軽量ですから、大きな揺れが加わっても安定性は高くなる。
化粧スレートは地震に強い屋根材ということもできるのです。
屋根が軽くなる理由として、化粧スレート自体が軽いということもありますが、屋根の構造自体が単純ということがあります。
瓦屋根のように浅木や漆喰を施工する必要もありません。
ですから施工時の費用を抑えることもできますし、破損した場合の修繕費用を抑えることができるというメリットも見逃せません。
オシャレだし、施工も楽、地震にも強い、修繕もカンタン。
もう屋根材は化粧スレート択一である、こんな風に言い切りたくなりますが、そこまで上手くいかないもの。
化粧スレートにも弱点があります。
それは耐久性の低さです。
化粧スレートは防水を表面の塗装に負っています。
しかし、設置されているのは最もタフな環境である屋根なのです。
ですから定期的に再塗装してやる必要がありますし、場合によっては葺き替えなくてはなりません。
その期間は、定期的にメンテナンスをおこなっていても50年程度といわれています。
一方屋根瓦、こちらはメンテナンスが不要、寿命は100年程度といわれていますから、ここだけ見ると屋根瓦の圧勝です。
非常に優れた屋根材の化粧スレートも万能ではないのですね。
外壁塗装の総合情報
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