外断熱 防音

トップページ ＞ 外断熱のデメリットを考えたら外断熱の完璧さが見えてきた！ ＞ 外断熱の家は防音性も高い！内断熱と比較してみるとどう？

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断熱とはその名の通り「熱」を断つことですが、熱と一緒に「音」もカットすることは可能なのでしょうか？

 

断熱性と防音性、どちらも高い家は一石二鳥！

 

古いアパートだと、「隣の家の生活音がダダ漏れ！」なんてことも多いですよね。

 

昔の建物というのはいわゆる断熱材は使われていなかったのだそうですから、それも防音性に少なからず関係しているものと推測されます。

 

実際、断熱性を高めるリフォームをしたら防音性も上がった！というケースは多いそうですよ。

 

壁に断熱材を入れるわけですから、それが緩衝材となって音が漏れにくくなるのでしょう。

 

しかし、大事なのは断熱の工法。

 

使用する断熱材の種類や断熱材の入れ方によって、得られる防音性には差が出てくるようです。

 

断熱工法は大きくわけると「外断熱」と「内断熱」があるわけですが、防音性を期待する場合はどちらを選ぶのが正解なのでしょうか。

 

時代は「高断熱・高気密・長寿命」を謳う外断熱が主流となっていますが、防音性という観点では内断熱のようが良いのだとか。

 

内断熱工法で使われているグラスウールという繊維系の断熱材には音を吸収する作用もあるため、それが防音にもつながるのだそうです。

 

対する外断熱工法で使われているのは、ポリエチレンフォームやフェノールフォーム等。

 

残念ながら「音」という観点では、あまり期待できない断熱材なんですって。

 

この「防音性」を重視して、あえて内断熱工法を採用している業者を選ぶ方もいらっしゃるようです。

 

もしくは、外断熱と内断熱を併用した「W断熱」を採用しているメーカーを選ぶのが堅実ですね。

 

しかし、最近は外断熱でも防音性や遮音性の高さを売りにしているメーカーもあります。

 

例えば「kurumu」という住宅。

 

プラスチック系の断熱材を使った外断熱の家で、基礎部分から屋根までまるごと包み込むような形になっているのが特徴的です。

 

外断熱工法に加えて断熱性の高いサッシを使用しており、「熱だけではなく音の出入りも抑えられる！」という点を推しています。

 

具体的には、騒音を30dBカットできるのだとか。

 

道路を走る車やバイクの音（約90dB）なら、普通の会話程度の音になるということです。

 

交通量の多い土地に建つ家だと、これくらいの防音性は欲しいですよね。

 

いずれにしても、できれば外断熱と内断熱の両方のモデルハウスに足を運んでみて、実際に自分の耳で防音性の高さを確かめるのが最も確実です。

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