外断熱 ベランダ

トップページ ＞ 外断熱のデメリットを考えたら外断熱の完璧さが見えてきた！ ＞ 外断熱でベランダはヒートブリッジに！ベランダを作らない設計

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ベランダと言えば、真っ先に思い浮かべるのが洗濯物を干す場所です。

 

他にも、家庭菜園として野菜を植えていたり、ちょっとしたスペースではあるけれども、植物を集めている方もいらっしゃると思います。

 

私の場合は、自転車（自慢のマウンテンバイク）を保管する場所としても活用していますよ。

 

そんな非常に便利で使い勝手の良いベランダですが、外断熱で家をたてる場合、ヒートブリッジの元凶となるんですね。

 

そもそもヒートブリッジとは何かとイイますと、読んで字の如しですが、熱を橋渡してしまう存在です。

 

外断熱で快適な空間を家の中につくっているのに、ベランダを伝って外の熱が家に伝わってしまい、せっかくの外断熱の機能を著しく下げてしまう場所になります。

 

ヒートブリッジが最も注意しなければいけない理由としては、やはり窓の結露の原因となることですね。

 

室内と外の空気との境にある窓はベランダにつながっている家がほとんどだと思います。

 

ベランダと、室内の間にある窓が、その温度差でやられてしまい結露が激しくなってしまうのです。

 

外断熱で室内が快適であればあるほど、外の空気との温度差が発生しているわけですから、結露発生の確率はとても高いわけです。

 

私だったら、この問題について一度根本から考えてみると思います。

 

そもそもベランダが必要なのか？

 

ということですね。

 

最初の話に戻りますが、ベランダでは

 

洗濯物を干す

植物を育てる

プチ物置にする

エアコンの室外機を置く

 

といったことが主だと思います。

 

でも、これだけの機能を実現するために、結露の問題を抱えるわけですから、それを天秤にかけてみる必要があるでしょう。

 

外断熱で家を建てる場合、私ならベランダは作りませんね。

 

洗濯物は全てプチドラムで乾燥してしまうので、外に干すことはありませんし、植物は部屋の中でも育ちます。

 

大きな植物については玄関で育てればよいでしょう。

 

玄関に大きなオリーブがある家が近所にあるのですが、非常に素敵です。

 

物置として使っていると言っても、家を立てるなら他に収納を作ればOKです。

 

問題は、エアコンの室外機ですかね。

 

最初の取付工事の際に、室外域をエアコン本体の近くに置けないため、2階に設置する場合は、若干取り付け工賃がホース延長の分高くなるのが問題になるくらいでしょうか。

 

ベランダを作らない代わりに、屋上にテラスを設けるのがいいでしょうね！

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