外断熱の家は省エネ住宅。対象となる補助金制度をチェック!
外断熱の家が受けられる可能性のある補助金制度について調べてみました。
外断熱の家はいわゆる「省エネ」なエコ住宅に含まれるため、様々な優遇制度の対象となります。
今回は、その中でも補助金制度に注目!エコな外断熱の家が受けられる補助金にはどのような種類があり、その金額はどのくらいになるのでしょうか。
太陽光発電で電気を創って、それを蓄電して、場合によっては売って・・・。
そんなエネルギーの自給自足ができる住宅も珍しくない世の中になりました。
それを後押ししている要因の一つとして、国が実施している思い切った補助金制度が挙げられるようです。
東日本大震災以降、私たち日本人は以前にも増して「省エネ」を意識して生活するようになりました。
省エネとは、言い換えればエネルギーを無駄にしないこと。
そのような意味では、エアコンをつけても熱が逃げて行ってしまってなかなか暖まらなかったり、保温力の低い家は「省エネ」とは言えませんよね。
そこで、家の断熱性や気密性を上げてくれる外断熱工法が人気を集めているわけです。
一軒の省エネ活動は地球規模で見れば微々たる効果のように思えるかもしれませんが、塵も積もれば山となる!
ということで、政府は優れた断熱性能を持つ家を新築する(もしくはリフォームする)場合には補助金を出しているんですよ。
省エネ住宅を謳っているメーカーの多くは外断熱工法を採用していますので、補助金の対象になる可能性が高いのです。
エネルギー効率の良い家を建てただけでお金がもらえるなんて、考えてみるとものすごくラッキーなことですよね。
補助金を出してでも、省エネな住宅を建てて欲しい!それによって日本全体のエネルギー節約を図りたい・・・そんな政府の本気度が伝わってきます。
それだけ、日本のエネルギー事情はヤバイ状況にあるのでしょう。
さてさて、外断熱の家が受けられる補助金の種類は一つではありません。
代表的なのは、省エネ住宅ポイント制度。
国が定める省エネ基準をクリアした新築に対して、一戸当たり最大300,000ポイントが発行されるというもの。
ポイントは、様々なエコ商品と交換できる仕組みになっています。
※この「エコ商品」の中には、商品券やプリペードカードも含まれています!それを発行する企業が環境を配慮した商品を作ったり、なんらかの環境保護活動をしていればOKなんだそうです。
次に注目したいのは、ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス支援事業の補助金。
いわゆる「ゼロエネ住宅」を対象としたもので、定額130万円が補助されます。
ただ、満たすべき条件(断熱性の高さを表すUA値など)がありますので、それをクリアする住宅でなければいけません。
外断熱だから必ずしもその条件をクリアできるとは限りませんのでご注意を。
他にも、高性能な断熱材を搭載した家を対象とする「既築住宅における高性能建材導入促進事業」があり、最大150万円の補助金を受けることができます。
長期優良住宅と同レベルの省エネ住宅にリフォームした場合には、「長期優良住宅化リフォーム推進事業」にて最大100万円の補助金が出ますよ!
このように、2016年12月現在では省エネ性能の家が得をする仕組みになっていますので、今家を建てるなら断熱の工法や断熱材の性能にはこだわったほうが良いでしょう。
多くのメーカーがこぞって外断熱の導入を始めたのも、こういった流れが関係しているものと思われます。
しかし、あっちもこっちも外断熱の省エネ住宅!というラッシュが続けば、いずれはそれがスタンダードになりますよね。
どこのメーカーでどんな家を建てても、省エネ基準をクリアしている・・・国はそんな未来を期待して、補助金という形で投資しているのでしょう。
そんな理想の未来が実現されたら、当然、補助金はなくなるわけで。
「財源がないから、この制度、止めます!」なんてことになる前に、省エネ住宅にレア感があるうちに家を建てたほうが良いのかもしれませんね。
外壁塗装の総合情報
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