外断熱 吹き抜け

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外断熱なら吹き抜けは避けるべき?断熱効果を下げる吹き抜けこだわって外断熱を選んだならば、冷暖房の効率が下がる、吹き抜けは避けるべき。広さを感じるメリットはあるものの、それ以外吹き抜けのメリットはありません。外断熱の効果が薄くなることを覚悟して、吹き抜けを作ってください。

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こだわって外断熱を選んだならば、冷暖房の効率が下がる、吹き抜けは避けるべき。

 

広さを感じるメリットはあるものの、それ以外吹き抜けのメリットはありません。

 

外断熱の効果が薄くなることを覚悟して、吹き抜けを作ってください。

 

天井が高くなると広く感じるものですが

「最近の軽自動車は大きくなったねー」なんてよく皆さんいっていますが、あれはメーカーの努力による勘違い。

 

軽自動車の外側大きさ自体は1998年に改定になって以来、20年近く変わっていません。

 

ではなぜ、大きくなったと感じるのか?タイヤをボディの4スミに限りなく近づけるレイアウトに各メーカーが取り組んだから。

 

シートの形状をできるだけ立てたものにしたから、そして一番大きな影響を与えているのは天井を高くしたから。

 

頭上に余裕があるスペースが空いているというのは、心理的に広く感じる大きな要素。

 

でも、実際床面積は変わっていませんから、広くなったは大間違い、勘違いをしているのです。

 

同じことが住宅にもいえます。

 

心理的に広く感じさせるため、後はおしゃれに見えるから、、、こんな理由で最近よく取りれられているのが吹き抜け。

 

建築の雑誌やテレビ番組を見ていると、紹介されている住宅には、ほぼ絶対吹き抜けがあります。

 

でも、あれってどうなんでしょうか?いつも疑問に感じるところなのです。

 

吹き抜けは光熱費が高くなる

空間が広い、空気がたくさんある、暖める。冷やすのに時間がかかる、、、当たり前のことですね。

 

吹き抜けを造って心理的に広さを感じる作りにしてしまったら、寒い・暑い家になるのは当然のこと。

 

でも、何とかしたいから外断熱で高断熱の家にして、というのはおススメしません。

 

空調が難しい構造にしておいて、断熱性で補わせるというのは、どうなんでしょうか、特に寒冷地。

 

断熱性が高い住宅にしたいならば、吹き抜けもやめるべき。

 

それでも、どうしも吹き抜けをどうしても作りたいならば空気を暖めるエアコンの使用をやめるべき。

 

そして、床暖房など遠赤外線を利用した物を暖める暖房の仕組みを採用すべきです。

 

こだわって、外断熱にしたならば

軽自動車ならば、天井が高くなっても床面積は変わらないという理屈は通ります。

 

しかし、住宅の場合吹き抜けを造ってしまったら、明らかに床面積は狭くなります。

 

いいところが一つもないのが吹き抜けという構造なのです。

 

せっかく外断熱にしてまで、高断熱高気密の家にした理由をもう一度考え直してみるべきです。

 

光熱費を削減しても快適な住宅を作るためではなかったのでしょうか?

 

ならば、可能な限り間取りは細かく分けて、冷暖房は部屋ごとに行うというのが一番、上手いやり方です。

 

それでも吹き抜けを採用したいというならば、場所によるでしょう。

 

リビングなど居住スペースを吹き抜けにする、それも寒冷地で、、、最悪の選択といえます。

 

外断熱にする意味が薄れてしまうのです。

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