外断熱 内断熱 結露

トップページ ＞ 外断熱のデメリットを考えたら外断熱の完璧さが見えてきた！ ＞ 外断熱の家は結露しにくい！内断熱と比べてわかる強さの秘密

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結露でカビが発生してしまったカーテンを見て、ふと感じる危機感。

 

もし、同じことが壁の内部で起こっていたら！？

 

冬の朝、カーテンを開けたら窓回りが結露でぐっしょり･･･って、ありがちなパターンですよね。

 

原因は、家の外と内側の温度差。

 

室内の空気中に含まれている水分が、窓で冷やされて凝結する（水になる）わけです。

 

外断熱か、それとも内断熱か、断熱の仕方によっても結露のリスクは変わってくるんですって！

 

実はこのような現象は、私たちの目に見えない壁の内側でも生じています。

 

窓ならすぐに拭くこともできますが、壁の内部で起こる結露はどうにもできませんよね。

 

幾度も繰り返しているうちに家の構造体が腐ってしまうこともあるそうですから恐ろしい･･･！

 

壁の内部での結露のしやすさは、「外断熱か？内断熱か？」という断熱工法の違いがダイレクトに表れるポイントです。

 

よりリスクが高いのは、内断熱工法。

 

構造体（柱や筋交い、梁）の間に断熱材を入れ、家の内側から断熱するような形になりますので、壁の内部が外の温度の影響を受けやすいというデメリットがあります。

 

室内は快適でも、壁の中は冷えて→結露して→グショグショという可能性も無きにしも非ず。

 

一方、外断熱は建物の外側を断熱材ですっぽり覆う形になりますので、壁内部も外気の影響を受けにくいという強みがあります。

 

このような違いから、一般的には外断熱の家のほうが結露しにくく寿命が長いと言われています。

 

実際、100年を超えて残る海外の住宅のほとんどで外断熱工法が採用されているんですよ。

 

しかしその一方で、施工費用が高くついたり、そもそも施工できる業者が少なかったり･･･と、外断熱にも無視できないデメリットもあります。

 

また、エアコンを点けた時の暖まりやすさ（冷えやすさ）という観点では内断熱のほうが優れていますし、経験豊富な業者も多くコストも安く抑えることができます。

 

それぞれに一長一短がありますので、「結露」という一点だけを見て外断熱が良い！とも言えないわけです。

 

たとえ外断熱の家でも、部屋を閉め切って加湿器をかけまくる生活をしていれば、当然、結露もします！

 

逆に、内断熱の家でもこまめに換気してあまりエアコンに頼らない生活をしていれば、室内外の温度・湿度差を抑えて結露を防止することができるでしょう。

 

このように、結露のしやすさは住む人のライフスタイルに左右されるところがあります。

 

外断熱だから絶対に結露が起こらないわけではありませんし、内断熱だから結露で家がダメになるとも限りません。

 

外断熱と内断熱を選び分ける際には一つの特徴にこだわらず多角的な比較をされることをオススメします。

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