外断熱のエアコン選びは慎重に?エアコンは除湿モードが鍵だ
外断熱のような高気密高断熱住宅の場合、エアコンの選び方が変わるのか?
40度を超えるような暑さでもエコに暮らす知恵をご紹介します。
外断熱にしたからといって、エアコン選びに特別な考えは必要ありません。
断熱効果が高いためにエアコンの効果が一般的な家庭よりも感じられることでしょう。
ですから、あまり大きなエアコンを買う必要が無くなるという利点がありますね。
大きなエアコンを動かす電力と、小さなエアコンを2台動かす電力を比べて見ると、やはり大きなエアコンを動かす電力の方が高額になります。
ということは、冒頭に述べたように少し小さめのエアコンでも十分ではないかと、私は考えるのです。
実際、自宅のマンションは、一般家庭よりも高気密高断熱の設計になっており、エアコンも小さいものだけ使用しています。
大きなサイズのエアコンもあるのですが、使っていません。
家にいない間のエアコンの電気代を考えたり、節電を意識して、まめにエアコンの電源を切ったりしている人がいると聞きます。
が、それは逆効果です。
エアコンが最も電力を必要とするのは「電源を入れてから部屋が冷えるまで」です。
ですから、暑い部屋にエアコンを入れる時が最も電気代が高くなるということであり、こまめに電源を入り切りしている人は、電気代が高い状態を自ら作り出しているということなんです。
ですから、私はこの事実を知ってからは、ほぼ24時間エアコンの冷房を稼働させています。
自宅で仕事をしていることもありますが、朝からうずっとエアコンを効かせているので、昼になっても28度の設定で問題なく快適に10畳ぐらいの部屋に6畳用のエアコン1台で過ごしています。
とても暑い日には、扇風機の併用をして部屋全体に冷風が回るようにすれば、なんら問題ありません。
エアコン2台の電気代よりも、エアコン1台と扇風機の電気代の方が遥かに安いですからね。
私のエアコンは対応していないので残念だったのですが、除湿モードが優秀であれば冷房と除湿の切り替えで更に節電できる可能性があります。
というのも、除湿には「最熱除湿」と「弱冷房除湿」の2種類あります。
最熱除湿とは、空気が冷えすぎないように一度冷房で冷やした空気を暖房で温めてから送風しているんですね。
なので、冷房と暖房をダブルで使用しているわけです。
暖房が最も電気代のかかる空調ですから、冷房と暖房をダブルで使うとなると、冷房だけの状態よりも電気代が高くなります。
除湿の方が経済的だと聞いて除湿のモードを確かめずに使用し続けていると、冷房よりも電気代が高くなるということなんです。
経済的な除湿モードは「弱冷房除湿」です。
この弱冷房除湿で除湿してくれるエアコンであれば、除湿モードと冷房を使い分けることができるので、さらなる経済効果が得られます。
さらには、除湿をすることによってカビの発生も抑えられますから、エアコンクリーニングの回数が減ります。
クリーニング業者の人から聞いた話なので、間違いないでしょう。
それほど暑くない日(時間帯)は除湿を行い、日中は冷房を使う、という使い分けが、現段階で最も経済的、且つエコな空調というわけです。
外断熱で高気密高断熱住宅になっていれば、それこそエアコンは冷房要らず、弱冷房除湿の除湿モードだけでいけるのではないでしょうか?
外壁塗装の総合情報
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