外断熱 地下室

トップページ ＞ 外断熱のデメリットを考えたら外断熱の完璧さが見えてきた！ ＞ 地下室に外断熱は不向き？じゃあ、どんな断熱法が良いの？

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冬になると、土の中で冬眠する動物たちも多いですよね。

 

それは、土の中は冬でも暖かいという証拠！

 

その特性は地下室の環境づくりにも生かすことができるようです。

 

最近の新築住宅は、外断熱を採用するお宅も増えているようですね。

 

外断熱のメリットについてはこのサイトの他の記事でもご紹介していますが、簡単に言うと「断熱性が高く、耐久性も高い」ということです。

 

ただ、それはあくまでも地上での話。

 

これが地下室となると、ちょっと話は違ってくるようです。

 

そもそも地下室は、ドライエリアを設けるにしても「土に埋まっている」という状態。

 

1階や2階に比べると一年を通じて温度の変化が少ないのです。（15度～20度で安定しています。）

 

ですから、外部との熱の行き来をそれほど気にしなくても良いのだとか。

 

外断熱の強みである保温や蓄熱も、地下室ではあまり生かされないのだそうです。

 

ですから、地下室に関しては外断熱でも内断熱でも大差はないということなんですね。

 

一般的に、外断熱工法は内断熱よりも割高。

 

ならば、効果に大差がないなら内断熱で良いんじゃないの？と思われる方が多いことでしょう。

 

しかし、地上部分に関しては外断熱が推奨されているわけですよね。

 

1階と地下室で断熱の方法を変えるとか、そんなことってできるのでしょうか？

 

調べてみたところ、「1階と2階は外断熱で、地下室は内断熱」というスタイルで建てている方もいれば、地下室は断熱材ナシというパターンもあるようです。

 

1階と地下室で断熱を分ける場合は、柱が熱を伝えてしまう（熱橋）可能性があるため、50㎝ほど重ねて施工することが成功のポイントなのだとか！

 

その他にも、地下室ならではの“クセ”や施工のポイントがあったりしますので、業者選びの際には地下室の施工事例が豊富なメーカーを選びたいところです。

 

風水や家相だと、地下室はどちらかといえばネガティブな捉え方をされていますよね。

 

採光や通風に難があるから「陰の気を発生しやすい」とかなんとか･･･。

 

そのため、地下室を作ることはあまり推奨されてこなかったようですが、断熱性に関していえば「夏涼しく、冬は温かい」という快適な空間。

 

その特性を生かし切るには、外断熱や内断熱に過度に頼らないほうが良いのだそうですよ。

 

地上では「外部との熱の交換がなければないほど良い」とばかりに外断熱で攻めようという方も多いわけですが･･･。

 

地下室では、その熱の交換を逆に生かして家を温めるという発想なんですね。

 

実際、最近は、地下から取り込んだ地熱を利用して家の中全体を温めたり冷やしたりできる「地熱住宅」を売り出しているメーカーもあります。（例えばユニバーサルホーム）

 

今までは防音室やワインセラーなど特殊な目的のために地下室を設ける方が多かったようですが、これからはもっと広く普及していくのではないでしょうか。

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