外断熱 換気

トップページ ＞ 外断熱のデメリットを考えたら外断熱の完璧さが見えてきた！ ＞ 換気の重要性が叫ばれるようになって外断熱の重要性もUPした！

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シックハウス症候群が問題になったのは外断熱など、高気密・高断熱の家が注目された時期に重なります。

 

そこで、換気の重要性が増し、更に外断熱が持てはやされるようになりました。

 

効率的な換気と、高い断熱性、これからの家の標準仕様なのです。

 

建材などに含まれる化学物質が、めまいや吐き気、頭痛などを引き起こす、、、シックハウス症候群です。

 

これらの症状が社会問題化したのが、2000年代に入ってすぐのころ。

 

シックハウス症候群を引き起こす可能性がある、クロルピリホスやホルムアルデヒドを含む建材。

 

これらの使用禁止や制限が建築基準法によって定められました。

 

また、24時間換気が可能な設備の設置も義務付けられたのです。

 

考えてみれば、シックハウス症候群が問題になり始めた時期と、住宅の高気密・高断熱が重要視された時期は同じころ。

 

昔の隙間風が吹きこむような、、、は言い過ぎですが、気密性や断熱性が低い家ならば化学物質も自然と戸外に排出されていました。

 

しかし、高気密・高断熱の家では、化学物質がずっと室内にこもりっぱなしになるのです。

 

つまり、外断熱などの建築技術の進化が、シックハウス症候群を引き起こす一因となっていたのです。

 

そこで、近年の住宅は換気装置が標準で備わっています。

 

これで、いつでも新鮮な空気が家の中を循環するようになりました。

 

しかし、せっかく温めたり冷やしたりした快適な室内の空気が、換気の度に逃げていくようでは、効率が悪くてしょうがありません。

 

そこで、用いられているのが熱交換形の換気扇。

 

最新のものならば、換気で逃げて行ってしまう熱エネルギーの実に70％を改修し、吸気を暖めるのに使います。

 

これで、光熱費もずいぶん節約されるようになったのです。

 

これで窓を開けたりして、自然換気に頼ることなく、新鮮な空気を室内に導入することができるようになりました。

 

すると、自然にエアコンは一日中入れっぱなしとなる、、、近年では網戸がオプション扱いになっているほどです。

 

これで必要になってくるのは、更に高い断熱性。

 

室内の温度がいったん快適になったら、それを維持するのにエネルギーは少なくて済みます。

 

つまり、外断熱に熱い注目が集まるようになった理由です。

 

外断熱にでより高い断熱性を持たせた、高い気密性を持つ家でランニングコストを抑えながら、24時間換気と冷暖房をおこなう。

 

最新の住宅となってくると、これに加えてゼロエミッション、電気料金がかからない家という条件が加わります。

 

つまり、太陽光発電を搭載している住宅です。

 

外断熱や熱交換型の換気扇を用いることで自然をシャットアウトする一方で、太陽光という自然を充分に利用する。

 

これが、これからの住宅のトレンド、いや一過性のものではなく、標準の仕様となっていくのでしょう。

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