外断熱 改修

トップページ ＞ 外断熱のデメリットを考えたら外断熱の完璧さが見えてきた！ ＞ 外断熱の改修で得られる効果は？やはり限定的なのか。

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外断熱に改修したら、家の快適性が上がったとの声がありますが、多大な期待は禁物です。

 

なぜなら外断熱は家の要素の一部でしかなく、改修で得られる改善も限定的だから。

 

そして、できるだけ厚い断熱材を施工しましょう。

 

熱い・寒い、雨や風といった自然環境から住人を守るのが住居の役割ですから、断熱で住居の快適性は飛躍的に高まります。

 

まあ、断熱が弱い住居の住みにくいことといったら、、、特に夏場の２階の暑さはすさまじいもの、まあ実体験なのですが。

 

その場合の原因はどこにあるのか？

 

ここで考えたいのは、家屋に侵入してくる熱はどこからか、という点。

 

一番は窓、約70％の熱が窓から入ってきます、その一方で屋根が約10％、外壁が13％、屋根が９％。

 

冬場はどこから熱は逃げていくのかというと、これも一番は窓で約50％、屋根が６％、外壁が20％。

 

つまり私の家の場合、南向きの巨大な窓が２階の殺人的な暑さの元凶だったのですね。

 

いや、ここでぼやきたいわけではないのです。

 

伝えたいことは、外壁をいくら断熱してもせいぜい20％の効果しかないですよ、という点。

 

外断熱だ、内断熱だと様々な住宅メーカーが熱く語っていますが、それは問題全体の一部のことでしかありません。

 

つまり外断熱に多大な期待をしてはいけない、それぐらいならサッシをもうひとつ追加するとかの方が効果は絶大。

 

、、、ということなのです。

 

さて、そんな外断熱ですが、外壁を改修するついでに、外側に断熱材を追加するか!!という考えは間違ってはいません。

 

しかし改修時に施工できる厚みはほんの数センチ、断熱材の上からビス等で外壁材を固定するのですから限界があるのです。

 

本当にその程度で効果があるのか不安になります、まあ優秀な断熱材ならば話は別なのでしょうが。

 

加えて外壁を全てはがした上での改修となりますから大がかり、費用も当然数100万円と高額になります。

 

ならば、外壁材の上から断熱材が付いた外壁材を重ね貼りしていく方法はどうでしょうか？

 

これならば工事もそれほど大がかりにはなりませんから、費用も抑えられます。

 

しかし業者にすすめられる外壁材、大抵は金属サイディングだと思いますが、、、をチェックしてみて下さい。

 

裏にはられた断熱材の厚みは数mm、本当に外断熱の効果があるのか、疑わしくなるはずです。

 

だから、やめておきましょう!!とは言いません、外断熱の改修をしたことで快適性が増したという声はたくさんあります。

 

しかし、やるならば多大な効果は期待できないことと、重ね貼りの工法では気休め程度でしかないことを理解しておきましょう。

 

外断熱をするならば重ね貼りではなく施工自体のし直しを、そして可能な限りの厚みでおこなうことをおすすめします。

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