外断熱の家は坪単価も高い?内断熱との差にご注目!
外断熱の家は高い、と言われていますが坪単価はどのくらいが相場なのでしょうか。
家のグレードを表す基準の一つとして、「坪単価」があります。
これは、一坪当たりの家の価値を表す数字。
では、内断熱と外断熱の家の違いは坪単価にも表れてくるのでしょうか。
具体的には、どのくらいの違いになるのか?
気になる外断熱の家の坪単価について調べました。
坪単価が全てではありませんが、その金額を見ればなんとな~くその家や建てたメーカーのランクが分かるものです。
「外断熱の家は高い」ってよく聞くけど、やっぱり坪単価もお高いの!?
友人たちとの飲み会の席で、「外断熱と内断熱で迷って、結局、内断熱にした」という話を何度か耳にしたことがあります。
断熱工法によって使われている断熱材の種類や施工方法が違うということで、外断熱の家は高くつくとか。
結果的に坪単価も高くなるので、内断熱のほうを選んだという方が多いんですね。
もっとも、木造住宅の場合はどちらを選んでも断熱性能に大差はないとも聞きますので、木造であれば坪単価が安い方を選ぶのは賢明です。
しかし、内部結露しやすい内断熱の家は建材が腐敗しやすくリフォームサイクルも早いと言われていますので、トータルで見れば大差ないのかもしれません。
そんなリスクがあるのなら、ちょっと無理をしても外断熱で家を建てておきたい!
そう思う方も多いことでしょう。(ハウスメーカーの営業さんも、そんな流れで話を進めていくものと推測されます)
問題は、その坪単価の金額です。
いくら長持ちする家になるとは言っても、あまりに坪単価が高過ぎる家は手が出ない・・・。
調べてみたところ、外断熱を採用している家の単価は80万円と超えているケースが多いです。
例えば、有名どころですと「スウェーデンハウス」が挙げられます。
寒さ厳しいスウェーデンの家づくりを模したメーカーとして人気ですが、どちらかといえば高級住宅に区分されるメーカー。
やはり、外断熱の家は坪単価が高いのです!
坪単価40~50万円くらいでの建築をお考えの方には、ちょっと厳しい現実かもしれません。
外断熱の家の坪単価は、80万円~90万円が相場のようです。
しかし、内断熱に使われている断熱材(グラスウール)と外断熱のポリスチレンフォームのコスト差は建物一棟あたり約30万円。
30坪の家であれば、1万円/坪の違いしかないことになります。
しかし、実際は外断熱のほうが坪単価は数十万円も高め・・・ということは、技術的な面での違いが価格に大きく反映されているということなのでしょうね。
実際、日本では外断熱はまだまだ珍しい工法。
採用しているハウスメーカーの数も少ないですし、技術レベルの高い職人さんも少ないというのが現状です。
特殊な工法を採用するには、特別な技術を持ったプロが必要・・・ということで、坪単価が高くなるのも納得できますよね。
今後、外断熱がもっと広く世間に浸透すれば、この工法を採用するメーカーも増えて坪単価も安くなってくるものと推測されます。
それまで待つか!?それとも、周りに先駆けて新しいスタイルを導入するか。
外壁塗装の総合情報
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