外断熱 三井ホーム

トップページ ＞ 外断熱のデメリットを考えたら外断熱の完璧さが見えてきた！ ＞ 三井ホームのは内断熱だけろ外断熱にする必要は本当に無いのか？

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三井ホームは従来よりも厚みを増した壁を内断熱にすることにより、外断熱は不要という主張をしていますが、外断熱の意味がないといっているわけではありません。

 

ただ、三井ホームは外断熱はオーバースペックだという主張の様です。

 

年間の売上高は単独で1,500億円超、着工件数およそ4,000軒という三井ホームは、いうまでもなく大手の一角。

 

高価格帯に属する注文住宅を得意としており、デザイン力で定評があるハウスメーカーです。

 

構造的な面でみると、日本でいち早くツーバイフォーを取り入れたことで有名。

 

それを独自に発展させた「２×６ウォール」による超高断熱性をセールスポイントにしています。

 

なぜフォーではなくシックスなのか？それは、壁の厚さが柱の太さと連動しているから。

 

つまり、フォーと比較して約1.6倍の断熱材を壁内に充填しているということ、、、単純計算を上回ります。

 

加えてツーバイフォー、枠組壁工法ならではの高気密性はもちろん健在。

 

高断熱高気密を実現していますから、外断熱の必要性がないと、主張しています。

 

高断熱高気密、、、といえば「家は性能」の一条工務店、こちらは内断熱と外断熱の２段構え。

 

構造は両方とも同じ、枠組壁工法です。

 

三井ホームに用いられている内断熱材の厚さは140mmに対して、一条工務店でも同等の厚さの断熱材を使用。

 

加えて、一条工務店では50mmの厚みを持つ高性能ウレタンフォームを使用しています。

 

結果、この２社を断熱性を表すＱ値で比較してみるたところ、三井ホームの1.98に対して一条工務店は0.51。

 

当然、同じ厚さの内断熱に加えて、外断熱も併用している一条工務店の圧勝となっています。

 

断熱材に用いている建材の差が、、、とか、Ｑ値を計測するには間取りに大きく左右されるから、、、とか。

 

まあ、お互いの主張は真っ向からぶつかり、これ以上突っ込んでも泥試合でしょう。

 

ただし、三井ホームが「外断熱の必要がない」とまで主張するのは、どうなんだ？という、感想を持たざるを得なくなります。

 

じゃあ、実際に住んでいる人はどう感じているのか？と考えると、これは比較にはなりません。

 

なぜならば、全く同一条件で三井ホームと一条工務店の断熱性を比較することなどできないから。

 

寒がりの人が住む一条工務店と、暑がりの人が住む三井ホームとか、温暖な地域の三井ホームと寒冷な地域の一条工務店とか。

 

これでは全く比較にならない、なぜならこれらは主観の問題、どちらが合ったか合わないかという話です。

 

ただ、明らかなことは、外断熱＝必要がないということはいえないということ。

 

外断熱は意味がある断熱法であることはよくわかりました。

 

しかし、一条工務店の断熱性がオーバースペックで、三井ホームの断熱性がちょうどよいとは別問題なのです。

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