外断熱のリフォームは危険?私は外断熱へのリフォームは避ける
私は高気密高断熱住宅に憧れを持っています。
将来は外断熱の家に住み、光熱費の負担を減らしたいと考えています。
そこで、リフォームで外断熱にするとどうなるのか気になったので調べてみたのですが、意外な結果に驚きました。
外断熱工法は、非常に気密性が高く、もちろん断熱性も高い夢のような住宅の構造です。
柱などの外側に断熱材をグルっと一周回してしまうことで、外気の侵入と、内側の快適な状態にある空気が排出されることを防いでくれうわけです。
ですが、リフォームでこの外断熱工法を取り入れることは、実は非常に危険性が高いということが分かりました。
それはなぜか、実際に以下の様な問題で悩んでいる人が少なからずいらっしゃるからです。
外断熱にリフォームすることで、高気密高断熱住宅になります。
しかし、その工法のレベルが低いと、
湿気の逃げ場がない
住宅を作ってしまい、結果、カビの大量発生が起こってしまうという怖い現実が待っているかもしれません。
カビが大量発生するということは、アレルゲンの原因となる物質に囲まれて暮らすようなものですが、身体にとって良いとは言えません。
多少のカビが生えるのは問題ないでしょうが、大量発生するのは本当に困ります。
一度発生してしまうと、手の施しようが無い場合もあります。
このカビが大量発生する理由は、外側に施工した断熱材が湿気を遮断するのですが、それが仇となり、外からの湿気の侵入だけでなく、室内の湿気が外に出ていこうとするのを防いでしまうのです。
家の中だって湿気は発生しますから、その湿気が逃げずに壁周辺に溜まれば、外との温度差によって結露が発生することは簡単に想像できます。
そして、その結露が原因となってカビが発生するということですね。
乾燥させない浴室のようなものだと思ってもらうと、この恐ろしさがイメージしやすいと思います。
もう1点、気をつけておきたいポイントとしては、
リフォームする家の構造が外断熱工法に耐えられるか
という点です。
これは大掛かりなリフォームをする場合と、太陽光発電の設備を取り付ける際にも気をつけておきたいことですが、今住んでいる家の構造が、重量のある部材を支えられるかどうかが重要です。
もし、家の構造が弱いのに外断熱工法に必要となる重量級の部材を取り付けるとなると、
耐震性悪化
最悪の場合、
外壁の脱落
などの可能性もあると聞きました。
外壁が脱落するなんて考えられませんが、実際に発生することがあるようですから、施工をお願いするリフォーム会社の判断だけでなく、しっかりした専門機関を利用してダブルで調査する必要があると私は考えています。
こうやってリフォームの現実を調べてみて分かったのですが、やはり業者選定が非常に重要だと言えます。
外断熱工法については、高度な技術でありますから、経験の少ない工務店やリフォーム会社にお願いするのはリスクが高いでしょう。
ですから、私がもし外断熱のリフォームをこの先検討するならば、
外断熱工法のリフォーム実績が多い工務店を探す
何社も相見積もりをとり比較する
価格だけでなく担当者の知識・技術が高いか確認する
この3点を注意深く実施することでしょう。
価格については、安すぎても問題(材料が安いものになっていて、断熱効果が得られない設計になっている場合がある)が発生する可能性もありますから、適正価格で販売している真っ当な工務店を見つけることが大切だと考えます。
外壁塗装の総合情報
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