外断熱 注文住宅

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これからの注文住宅は外断熱が主流になるってホント!?

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注文住宅で外断熱と内断熱を選び分けるポイントについてまとめました。

 

せっかく注文住宅を建てるのだから、後悔のない家にしたい!

 

・・・そう思うのであれば、一つ一つの選択を人任せにせず、自分で正しい情報を集める姿勢が必要です。

 

例えば外断熱と内断熱の違い、知っていますか?

 

最近は外断熱を推す注文住宅メーカーも多いですが、甘い言葉に流されるばかりでは満足のいくマイホームは建てられません!

 

注文住宅を建てる際に必要なのは、資金力だけではありません。

 

一つ一つの選択を人に委ねず、自分の頭で考えて判断するという強い責任感と意志の強さが求められるのです!

 

外断熱?内断熱?どっちが良いの!?

注文住宅を新築するにあたって、「内断熱が良いのか、それとも外断熱か・・・。」と決めかねている方は多いのではないでしょうか。

 

日本ではこれまで内断熱が主流でしたが、近年は「外断熱のほうが優れている!だからうちは外断熱を採用している!」と謳うメーカーも増えてきました。

 

「海外では外断熱が主流で、建物の寿命も長い」という、ごもっともな語り口に、これから注文住宅を建てようとしている皆さんは惑わされてしまうかもしれません。

 

ここで、まずは両者の違いをおさらいしておきましょう。

 

内断熱は、グラスウールやロックウールなど繊維系の断熱材を建物の躯体内部に入れる工法。

 

外断熱は、ポリスチレン、ウレタン系の発砲プラスチックで建物を外側から覆う方法です。

 

様々なデータを参考にすると、「断熱性能」という意味では外断熱のほうが優れているように思われますが・・・。

 

その一方で、「コストが高い」「建物が規格化されてしまうため、デザインの自由度が低い」といった指摘もあります。

 

住宅によっては外断熱が適さない場合もある

内断熱と外断熱を使い分けるポイントとして、外せないのは建物の工法です。

 

注文住宅といっても、鉄骨やコンクリート、木造・・・と、使用する建材は異なりますよね。

 

外断熱というのは、基本的には鉄骨やコンクリートに適した断熱法なのだとか。

 

例えばエアコンをつけた時、コンクリートの家は暖まるまで時間がかかりますが、保温性(蓄熱)が高いので一度暖まれば冷えにくいという特徴があります。

 

一方の木造住宅は、暖まりやすいですが熱を溜めておく力は弱いので、冷えやすいというデメリットがあります。

 

外断熱は建物の熱を逃がさないように“パック”する工法なので、コンクリートのように蓄熱力の高い建物のほうがその効果を実感しやすいのだとか。

 

木造住宅は内断熱でも外断熱でも大差がないので、それならコストの安い内断熱のほうが良いのでは?と考えるのが普通ですよね。

 

注文住宅で断熱工法を検討される際は、建物の「熱容量(どれだけ熱を溜めておけるか)」を考えるべきです。

 

大事なことは、人任せにしないこと!

このように、外断熱と内断熱は建物のタイプによっても向き・不向きがありますので、一概にどちらが良いとは言えません。

 

ハウスメーカーの営業さんは、自社が手掛ける家をできるだけ高額で買って欲しいために外断熱をゴリ押しすることもあるようですが・・・。

 

自分になんの知識もなければ、ついそれを信じて流されてしまうでしょう。

 

外断熱と内断熱の使い分けに限らず、注文住宅を建てる上で大事なことは自ら勉強して知識をつけること!

 

なんでもメーカー任せ、人任せにしていると、建てた後に必ず何かしら後悔する点が出てくるものです。

 

素人ながらも図書館で本を借りたりして必死に勉強した人ですら、「ここをもっとこうすれば良かった」と後悔しているくらいなんですから・・・。

 

注文住宅は世界でただ一つのあなたの城。

 

だからこそ、自分が施工の監督を務めるくらいの気持ちで、積極的に正しい情報を集める努力をするべきです。

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