外断熱 リフォーム 北海道

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効果が高い外断熱は、寒冷地の北海道では必須。

 

特に老朽化した住宅のリフォームでは効果的です。

 

これは北海道に限ったことではありませんが、リフォームする際には、外壁だけでなく家すべてを外断熱でリフォームすることを忘れずに。

 

当たり前ですが北海道は寒いところ、人づてに聞いたりはしますが、今一つリアリティがありません。

 

しかし在住の経験がある人に語らせると、本州以南の寒さとは質が違うことを実感します。

 

例えば、光熱費が別次元という話。

 

冬場は2LDKの物件でガスと灯油代合計で3万円越えることもあるとか、やはり北海道の寒さは別格です。

 

ですから断熱一つとってもシリアスの度合いが違い、選ぶなら絶対に外断熱だといいます。

 

これは内断熱を主に手掛けるハウスメーカーで、北海道に営業所がないところが多いことでもわかるはず。

 

うっかり内断熱の住宅を建ててしまったら、外断熱のリフォームをすることになってしまうといいます。

 

外断熱でよくいわれることは価格の高さ、内断熱の1～2割増しの価値があるかどうかは、なかなか難しいところでしょう。

 

特に温暖な地域では、外断熱のリフォームはオーバースペック気味だといいます。

 

しかし外断熱が開発されていなかったころの古い住宅においては、外壁の補修とあわせたリフォームは必須となります。

 

注意しなくてはならない点は、居間など特定のスペースのみの断熱リフォームでは高い効果が見込めないこと。

 

外壁の断熱を念入りにやっても、屋根や2階の断熱がなされていなければ、せっかくの暖気がそこから逃げていきます。

 

また夏場の熱も侵入してきますから、冷房費に与える影響も大きいのです。

 

外断熱は家ごとすっぽり断熱材でおおう工法なので、効果が高いことを覚えておきましょう。

 

リフォーム工事の際は既存の外壁のサイディングやモルタル、下地をすべて撤去し、外側から断熱材を設置していきます。

 

この場合、大切なのは通気を確保しておくこと。

 

水分を含んだ空気が壁の中に滞留するようでは、壁内結露が起こり躯体が傷んでしまいます。

 

外断熱は防水の施工も同時におこないますが、これはサイディングを通して水が入ってくることを防ぐ工事。

 

これは北海道に限らない注意点ですが、湿気の対策がなされているかどうか、施工前に業者の確認が必要となります。

 

外断熱のリフォームの際には、外壁をすべて撤去しますので、同時にサッシの取り替えも検討します。

 

室内に入ってくる冷気の70%は窓からというデータもあるぐらい、断熱に窓は重要なポイント。

 

北海道ならサッシはアルミではなく気密性の高い樹脂性のものを、ガラスは熱伝導の低いLOW-Eガラスを使用します。

 

外壁内の結露同様、窓の結露も躯体に与えるダメージは大きいものです。

 

快適性に加えて、結露防止にも窓のリフォームは重要なポイントです。

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