サイディング 45分準耐火

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モルタルの外壁がが少しずつ影をひそめていっているのは、なんだか切ない気もします。

 

サイディングの利点はまずそのコストパフォ－マンスです。

 

工場のラインで均一に生産されるサイディングには信頼性が非常に高いです。

 

しかし、最近では防災意識が高まっていて、耐火基準に対して各サイディングメ－カ－は30分いや45分の耐火基準を満たすようにやっきになっています。

 

そんなサイディングの45分準耐火についてご紹介いたします。

 

地域地区にはいろんな建築制限があります。

 

その中で特に防火地域、準防火地域においては厳しい耐火基準がありますから、耐火材料は相対的に高額で、建築コストもそれなりにかかってしまいます。

 

最近のサイディング施工には外壁内に湿気を溜めこまないように、通気工法が当たりまえになってきています。

 

しかし防火地域における耐火建築物にはこの通気工法ができない可能性があります。

 

通気工法を施工するためには、厳しい基準をクリアするための材料や施工方法が重要になるわけです。

 

そこで、サイディングメ－カ－各社が争って、サイディングの45分準耐火基準をクリアしようとしているわけです。

 

サイディングで45分準耐火基準をみたした、サイディングの中でおすすめのものは金属系のサイディングです。

 

窯業系のサイディングよりも金属系の方がおすすめなのは、素材そのものの強さに起因するようです。

 

問題は施工できる業者が少ないことです。

 

実際に金属系サイディングは扱いが難しく、施工時にキズが入りやすいことで知られています。

 

製品が重いうえ、引きずるとキズが入りますから難儀です。

 

ただ、金属は簡単に加工できますので、デザインにアレンジがし易く、他の住宅のサイディングと一線を画することができるのも魅力のひとつです。

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