外壁 サイディング 選び方

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外壁のサイディングだけでも多くの種類があり迷ってしまします。

 

それぞれ一長一短なのですが、あえて今回は金属サイディングが選ばれる理由を述べてみます。

 

外壁のリフォームを数多く手がける工務店社長によるサイディングの選び方です。

 

今まで、サイディングについてかなりの記事を書いてきました。

 

内容は、耳にしたりWeb上で話題になっている事など、なるべく公平な立場で述べてきました。

 

今回は、サイディングを主に手がける小さな工務店の社長に聞いた内容が主です。

 

かなりの主観が入っていますが、サイディングに非常に近い立場のプロによる、1つの意見として目を通して下さい。

 

サイディングの選び方というテーマで話を聞いたところ、まずはお客さん次第だと前置きをした上で話してくれました。

 

「特に希望のないお客さんならば、私はシリコン塗料が焼き付けられた、金属系のサイディングしかすすめません」。

 

「その理由は、メンテナンスをしたくないお客さんが大半だから。

 

シリコン系の塗料は固すぎるので、耐久性は高い反面、再塗装が難しいという特徴があります。

 

サイディングはメンテナンスが必須ですが、わざわざ塗り直しを前提にしたリフォームをしたがる人はほとんどいないのです。

 

ですから、耐久性の高い塗装のものをすすめます」。

 

なるほどという意見です。

 

「窯業系はデザインや風合いは優れいているものの、再塗装の手間とコーキングの打ち直し、

 

この2つが必須なので金属系と比べて、どうしても勧めづらくなります」。

 

その点、金属系サイディングはシリコンが露出する部分を全てカバーで覆う作りになっているので長期間メンテナンスは不要。

 

「登場間もない金属系のサイディングで、近所の外壁をリフォームしたのが20年ほど前、ほとんど劣化は見られません。

 

その頃と比べても、サイディングは進化しています、保証はできませんが、窯業系とは比べ物にならないくらい持ちますよ」。

 

とのことでした。

 

このような選び方の話をするので、彼の工務店では、金属系のサイディングばかり出ます。

 

では、逆にデメリットはないのでしょうか?

 

「窯業系サイディングと比べて、外壁を構成するパーツが多くなる分、値段が高くなる点」といいます。

 

ボード間のつなぎや角目など、すべてにカバーするためのパーツを付けねばならない、これには理由があるのです。

 

「1mm程度の金属板の下がすぐ断熱材や芯材という作りになっているので、いったん浸水すると非常に弱いのです」。

 

だから、パーツでその分を補う作りになっているわけですね、最後に注意点を聞いてみました。

 

「金属サイディングはパーツが多い分、そこを自作することにより手抜きをおこなう業者が横行しています。

 

社外品のパーツを使うと、サイディングのボード自体が劣化しますから、外壁の寿命が短くなりますので注意が必要です」。

 

そのような業者は飛び込み営業をかけてくるとか。

 

やはり、長い間地元で営業しているような工務店が信頼できるようですね。

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