外壁 サイディング エクセレージ

トップページ ＞ サイディングの価格と性能を徹底比較＆研究！ ＞ 外壁材エクセレージは豊富な種類のサイディング（ケイミュー）

ツイート　　

標準仕様の外壁で、しばしば用いられるサイディングは大手メーカー、ケイミューのエクセレージ。

 

豊富な種類のエクセレージですが基本性能に大差がなく、外壁としてスタンダードな性能を持つサイディングなので、広く用いられているのです。

 

同じ注文住宅でも施主の希望をベースにゼロから造る場合と、ひな形が決まっておりそこから造る場合の2通りの方法があります。

 

後者の場合は標準仕様が決まっており、すべて数種類の候補の中から選択して家を建てていくことになります。

 

そんな場合、しばしば外壁のサイディングの標準仕様として用いられるのがケイミューのエクセレージ。

 

カタログをみせられ、この中から選んでくださいといわれるケースが多いようです。

 

ケイミューは、クボタとパナソニックの屋根材や外壁材を手掛けている部門が合併してできた会社。

 

特に窯業系のサイディングでは、大きなシェアを占めています。

 

エクセレージはケイミューの製品の中でも、一番オーソドックスなシリーズです。

 

基本性能が充実しており、初期のサイディングは、侵入した水が凍結することにより割れるという事例がよくありました。

 

それを防ぐためにエクセレージにはセメントにパルプ繊維を混入し、強度をアップ。

 

ベース部の厚みで3種類、塗料の種類でさらに数種類にわけられ、エンボスの使用や風合いでさらに細分化されるラインナップです。

 

厚みで3種類用意されていますが、14mmとそれ以上の厚みで断熱性や遮音性など、サイディングの性能自体には大差がありません。

 

変わってくるのは、サイディングを躯体に固定する場合の方法です。

 

14mmの場合は釘で直接打ち付けるのが主、それ以上の場合は専用金具を使用。

 

釘の方がポイントでサイディングを固定する分、耐久性や耐震性に問題があるといわれます。

 

また、釘での固定は職人の技量の差が出やすいともういわれますが、多くの住宅での標準仕様は14mmが一般的。

 

物や外壁の広さにもよりますが、厚さを増すことによって50万円程度値段が変わってきます。

 

オプション価格を払ってまで、厚いタイプにする必要があるかどうかは考えどころですね。

 

塗装の種類は親水、パワーコート、親水セラミック、光セラミックの4種類。

 

親水は雨水で汚れを落とし、パワーコートは色あせに対して強い、セラミック系のものは耐久性が高い特長を持ちます。

 

中でも光セラミックは光触媒により汚れを分解する機能が付いており、美観を保つのに役立ちます。

 

親水、パワーコート、親水セラ、光セラの順に値段が高くなっていきます。

 

本来ならば、塗装の耐久性も変わってくるはずですが、エクセレージのメーカー保証は共通して10年。

 

耐火性能の等級も変わらないので、エクセレージの値段の差は、基本性能には現れません。

 

表面の汚れにくさや、デザインそしてサイディングの固定方法で値段に差が出るという事ですね。

ツイート　　

スポンサーリンク