サイディング 塗装 レンガ調

トップページ ＞ サイディングの価格と性能を徹底比較＆研究！ ＞ 現物と見紛うレンガ調のサイディング塗装技術の進歩は日進月歩

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旅番組を観ていてひかれるのは、日本では絶対に出会えないであろう風景。

 

レンガ造りの住宅と石畳の街並み、向こうには教会の尖塔、こんな風景の中での生活は豊かに違いないと想像力がふくらみます。

 

こんな人は多いようで、レンガの外壁は日本でも人気、古くは明治期の銀座の街並みがそうでした。

 

この場合は景観は二の次、主に防火を考えてのことだったようですが、西洋風の街並みは眺めているだけで楽しかったとか。

 

その一方で建物は高額で湿気がひどく、関東大震災でほとんどが崩れ落ちてしまったといいます。

 

このことでもわかる通り、レンガ造りは高温多湿の気候や地震の多い日本に向いていない上に、非常に高価です。

 

しかし、レンガ造りへの需要は高いものがあり、それにこたえる形で各メーカーがレンガ調サイディングを販売しています。

 

しかし工場で大量生産されるサイディングと、1個づつ表情が異なるレンガを積み上げて造るものでは、仕上がりが違ってきます。

 

従来のサイディングでは同一のボードを貼ることによりレンガを表現しようとしました。

 

これでは一見ランダムに見えますが、同じパターンをくりかえすことになり、遠目では不自然な仕上がりになります。

 

しかし最新のサイディングの塗装技術では、柄の1つずつに異なった表情を持たせることに成功しています。

 

これにより質感や風合いを自然なものにするのと同時に、不自然に見える規則性をなくしました。

 

この次世代インクジェット塗装技術を用いたサイディングについているのは、10年のメーカー保証。

 

単色の塗料だと耐用30年というものもあるので短く感じるかもしれません。

 

しかし凝った意匠の再塗装に用いるクリア塗料の耐用は10年程度ですから、適当な期間ともいえるでしょう。

 

レンガ調のサイディングは、本物と違い経年により味が出るということはありません。

 

せっかくの凝った塗装ですから、その分メンテナンスも忘れずにおこないましょう。

 

さて最新ではない、パターン化されたレンガ調サイディングの場合のメンテナンスでは、塗り分ける技術が用いられます。

 

まず目地の部分をグレー系で塗装、その後に目地の部分まで届かないローラーを用い、レンガ部のみを塗装。

 

2色だけの塗り分けですし、自然な風合いにはなりませんが、その分クリア以外の耐用年数が長い塗料を用いることができます。

 

また、まったく違ったトーンを選択できますから、新築気分になることができますね。

 

自然な風合いも良いですが、レンガ「調」であることを逆に生かした色合いもポップで楽しいものです。

 

サイディングにメンテナンスの塗装は必要なもの、施工も楽しんじゃいましょう。

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