サイディング 塗装 改修

トップページ ＞ サイディングの価格と性能を徹底比較＆研究！ ＞ サイディングの塗装は劣化が進むと大改修が必要になることも

ツイート　　

サイディングは経年劣化を起こすので、定期的に塗装する必要があります。

 

しかし、塗装をおこたると大改修が必要、もっぱら新しくサイディングを重ね貼りすることになります。

 

費用もかかる分、耐用年数も長くなり快適にはなるのですが……。

 

サイディングは安価で非常に優れた外壁材、特に窯業系のものはデザインも豊富ですので最も広く用いられています。

 

セメントに繊維質のものを混ぜ板状に形成、工場から出荷されたものを、そのまま外壁に張っていくだけ。

 

工業製品なので、従来のモルタルなどの外壁に比べ手掛けた人により、出来上がりにばらつきが出たりすることはありません。

 

また、施工も楽なので驚くほど工期を短縮することが可能、つまり低コストですむので、あっというまに広まりました。

 

サイディングのボードを壁に、釘や専用の金具で固定、ボードの隙間をコーキングを用いて雨水の浸入を防ぐ。

 

大まかに言って、以上の工程で見栄えのいい外壁が出来上がってしまいます。

 

しかし、サイディングボードは年月の経過で劣化が進んみ、退色や粉をふく「チョーキング」、汚れ、割れなどの症状がでてきます。

 

ボードが劣化する以前に劣化するのがコーキング、紫外線に弱い特性があるので、ボード間の隙間から雨水が入るようになります。

 

すると、サイディングを貼り付けている家自体が劣化していき寿命が縮んでしまうのです。

 

それを、防ぐために必要なのが改修工事。

 

コーキングを打ちかえ、サイディングは再塗装、もしくは貼り替えが必要となってくるのです。

 

雨風や直射日光を一手に引き受けるサイディングには、水や紫外線、汚れを防ぐための様々な機能が付加されています。

 

それは塗装によっておこなわれるので、塗装の劣化＝サイディングの劣化と考えてよいでしょう。

 

そこで改修は再塗装でおこなわれる場合が多くなります。

 

用いられる塗料は様々、それぞれ耐用年数が5～30年となっており、長いほど高くなりますので、検討が必要。

 

同時にコーキングも劣化していますので、打ちかえという作業で、コーキングを新しくします。

 

小規模なボードの劣化なら補修することもできますし、その部分だけ貼りかえることもできます。

 

しかし、それではムリなぐらい、ボードの劣化が進んでいたり、家本体へのダメージがある場合。

 

その時はサイディングをもう一枚上から重ねる改修を行います。

 

もちろん、古いサイディングを撤去して新しいものに貼り替える方法もあるのですが、撤去の手間と費用が必要。

 

重ね貼りならばその分安く済むだけでなく、古いサイディングの分も合わせた断熱性や防音性が期待できます。

 

ですから、もっぱら用いられる改修方法は重ね張り、それも重量が軽い金属系サイディングを用いるのです。

 

費用もかかる分、通常の塗装よりも耐用年数も長くなります。

 

重ね貼りの大改修をするか、何度か塗装をくりかえすか考えどころではありますが。

ツイート　　

スポンサーリンク