サイディング 塩害

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海にちかいというのは、海から遠い私たちにとってはちょっとあこがれのように思います。

 

なんといってもいつも海の存在を感じれることは幸せだと思います。

 

夏場の一時の海水浴。

 

この一瞬が永遠ならどんなに良いのかと思います。

 

しかし実際にそこに住む人はきっと違うのでしょう。

 

家やマイカ－に自転車など、ありとあらゆる造作物が塩害によって劣化していきます。

 

せっかくの新築住宅、新品のマイカ－さらにおさらの自転車などなど。

 

どれもすぐに錆びたり風化したりしていきます。

 

塩害による外壁の劣化は特に深刻なものです。

 

そこで、広く出回っているサイディングの外壁にはどんな塩害の影響があるのでしょうか。

 

サイディングといってもいろいろ種類があります。

 

スチ－ル製サイディングは、塩害に非常に弱い性質をもっていますが、一方で樹脂サイディングは塩害に強いといわれています。

 

実際にスチ－ル製のサイディングは、塩害をうけるとまず、表面の塗膜が真っ先に劣化して剥がれ落ちていきます。

 

塩害だけではなく、紫外線による劣化も被害を大きくしています。

 

塗膜にダメ－ジを負ったサイディングはサビやひび割れがみるみる生じます。

 

次第に雨漏り被害などに発展していきます。

 

さらにもっとも多く出回っている窯業系のサイディングは見た目こそあまり塩害の爪痕をみることができませんが、肉がどんどん痩せていきます。

 

そこで樹脂サイディングですが、劣化はほとんど見受けられません。

 

塗装を施さず、樹脂に色を練り込んでいるので、塗膜の劣化はほぼないとみて良いのではないでしょうか。

 

サイディングでもっとも塩害に強いのは樹脂製などご案内致しましたが、表面や肉痩せなどほとんど見つけることができません。

 

注意すべきはアルミ製のサイディングです。

 

アルミだから塩分に強いのではないかと誤解されておられる方がたくさん見受けられます。

 

アルミはサビない・・・そんな都市伝説に騙されておられる方が多いのです。

 

アルミは実はスチ－ルよりも脆弱な面があります。

 

アルミは酸化被膜をその表面につくりますが、実はこの被膜そんなに強くありません。

 

すぐに塗膜はダメ－ジを受けて内部の浸食を食い止められなくなります。

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