外壁 サイディング カビ

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外壁のカビや藻、コケは日ごろのメンテナンスで落ちますが、サイディングの塗装が劣化した場合は落ちにくくなってきます。

 

その場合は、サイディングを再塗装するしかありません。

 

防カビ剤が入ったもので外壁を保護してやりましょう。

 

外壁にサイディングを施工して、しばらく経つとカビや藻、コケが生えてきます。

 

藻やコケに関しては、日当たりの悪い部分はしょうがない面がありますので、まめに雑巾を使って落としてやるしかありません。

 

塗装の効果が充分な場合は、軽くこすればカンタンに落ちるはず。

 

範囲が広くて拭き掃除が大変な場合は、市販の高圧洗浄機を使うのが楽なのですが、使用する場合は注意が必要。

 

水圧が高すぎるとサイディングを痛めてしまいます。

 

また、水を吹きかける方向も上から下へという方向に気をつけなければなりません。

 

なぜならボードの上下には空気が通るように隙間ができており、湿気が内部にたまるのを防ぐ仕組みになっています。

 

その隙間に水が入ると躯体を痛めます。

 

また、ボードの継ぎ目も上から降る雨には対応する仕組みになっていますが、下から吹きつけてくる水には弱いものです。

 

便利な高圧洗浄機ですが、外壁に使用する際には水圧と水をかける方向に気を付けてください。

 

サイディングの表面には汚れを防ぐ塗装がなされているので、カビや藻、コケは簡単に落ちます。

 

落ちないからといってブラシで強くこするのは、塗装を痛めることになるので、あまりおススメできる方法ではありません。

 

ブラシでこすらないと落ちないようなカビや藻、コケが発生した場合は塗装のメンテナンスの時期と考えることができるでしょう。

 

サイディング内部にまで浸食している可能性があるからです。

 

他にも赤色のカビがサイディングに発生した場合は、拭き掃除や高圧洗浄ではきれいになりません。

 

こうなってしまったら、外壁に防カビの機能がある塗料を使うしか方法がありません。

 

カビは見た目に悪いだけでなく、ぜんそくなどの原因になる場合もあるといいますので、きっちり処理したいもの。

 

それほどカビがひどくない場合は、上から塗料を重ねて塗っただけで、呼吸ができなくなりますので死滅します。

 

しかし、カビが生えやすい環境で再塗装する場合は、防カビ剤を通常の塗料に添加して使用します。

 

また塗装前にも下地処理の段階で、高圧洗浄だけでなく、防カビ剤を用いて完全に除去する必要もあります。

 

カビや藻、コケについては使用環境に大きく影響されるので、サイディングのメーカー保証対象外になっている場合がほとんどです。

 

ですから、日ごろのお手入れが重要なのです。

 

しかし、塗装が劣化してしまった場合は良い機会と考えて、再塗装するしか方法はありません。

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