サイディング 塗装 費用 相場

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家を守るサイディング自体を守っているのは薄い塗装の皮膜。

 

ダメージを受けやすいので、定期的に塗装する必要があります。

 

費用が高いものは、それなりの効果が見込めます。

 

相場を掲載しておきますので、一度ご検討ください。

 

雨風や日光、気温の変化など、外壁は非常に過酷な環境に置かれています。

 

外壁を覆うサイディングは、そんな環境下日々劣化が進んでいきますので、定期的な点検が必要。

 

その点検で、劣化が見つかれば表面の再塗装や、ボードの隙間を埋めるシーリングを打ち替えるなどメンテナンスが必要となります。

 

サイディングを再塗装する目安となる劣化には、様々な種類があります。

 

表面に細かいひびが入るヘアクラック、ボード自体にひびが入るクラック。

 

これらのひび割れの原因は塗装の劣化と、それにともなうボードへの水の浸入、気候による膨張などが考えられます。

 

以上の劣化は主に、窯業系のサイディングで見られる劣化です。

 

アルミや鉄などの下地に、赤サビや白サビが出る場合があります。

 

金属系のサイディングに施されたメッキが劣化した状態です。

 

また壁表面が白い細かな粉をふくチョーキング。

 

これは日光や気温の変化で、塗装が劣化し粉になった状態で、窯業系・金属系を問わずに発生します。

 

塗装が劣化した場合は、再塗装をおこないますが、用いる塗料によって費用は様々。

 

以下にその特長と、相場について述べていきます。

 

一番安価な塗料ですが、直射日光に弱い特色があり、耐用年数は5年程度です。

 

延べ床面積45坪、2階建ての家に施工すると、目安は65万円～100万円かかります。

 

ウレタン塗料

耐日光・耐水性が高いですが、臭いが強いのがデメリット、耐用年数は10年程度。

 

同条件で75～150万円。

 

シリコン塗料

親水性が高いので、防汚性に富む特徴があります、耐用年数は15年程度。

 

同条件で75～200万円。

 

フッ素塗料

耐久性・防汚性に優れた塗料ですが、価格が高いのが難点、耐用年数は20年程度。

 

同条件で140～250万円。

 

足場代と、職人さんの人件費を加味して算出した金額です。

 

以上が、よく使われている塗料です。

 

最も広く使われているのが、価格と機能のバランが取れているシリコン塗料となっています。

 

高価なフッ素塗料は高価で、その分満足のいく仕上がりにはなりますが、パネルの重ね貼りと費用がそう変わらなくなります。

 

悩ましいところですね。

 

サイディングを再塗装することにより、新築時の美しさが戻ってくることに加え、断熱性のアップや防カビ・藻も期待できます。

 

劣化したサイディングをそのままにしておくと、家の本体に大きなダメージを与えることに。

 

多少高くつきはしますが、長く住むには必要なことなので、あらかじめ予算を組んでおくとよいでしょう。

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