サイディング 価格 リフォーム

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雨風を防ぐサイディングは劣化が進むとリフォームが必要です。

 

その場合は、金属系のサイディングを重ね張りする方法が一般的です。

 

価格も安いものではないので、リフォームする前にメンテナンスをおこない、寿命をのばす必要があります。

 

一度貼ったらおしまい、とならないのがサイディング。

 

風雨や寒暖の差にさらされて、シーリングや表面、ボード自体が劣化していきますので、定期的にメンテナンスが必要です。

 

サイディングの表面を触ると手に白い粉上のものが付く、目に見えるひび割れが起きている。

 

前者を「チョーキング」、後者を「クラッキング」と呼び、サイディングボードが劣化しているサインです。

 

この様な場合や、モルタルなどの外壁が劣化した場合は、上から新たにサイディングを張り、リフォームします。

 

これにより外壁が厚くなりますので、断熱性も高まりますし、外観も変わりますので気分も変わります。

 

さらにボードを外して、新しいサイディングを張り替えるより価格はずっと安くつくのです。

 

仮に延べ床面積45坪程度の標準的な2階建ての住宅ならば、張り替えの場合は200万円以上かかってしまいます。

 

しかし、重ね張りならばそこまではかかりません。

 

さて、重ね張りにしても貼り替えにしても、外壁自体に負担をかけたくないので、重量が軽い金属系が主に用いられます。

 

4～7kg／平方mという重さは主な窯業系サイディングと比べても約1／3、したがって地震にも強くなります。

 

また断熱性は窯業系サイディングと比較すると約6倍、モルタルとでは約50倍。

 

断熱材をサイディングの裏に仕込んでいる強み、これが既存の壁の上に出来るのですから、光熱費への好影響も期待できます。

 

しかし、金属系のサイディングも表面のメッキや塗装が劣化すると、サビが出てくる問題があります。

 

サイディングとして非常に優秀ですが、こちらも定期的に塗装をしなおすなど、メンテナンスが必要です。

 

しかし、それ以前にシーリングの痛みが出てきますし、塗装の劣化が起こります。

 

シーリングは、サイディングへの雨風の侵入を防ぐためにあるもので、温度変化や紫外線で劣化します。

 

痩せてきたりひび割れが出てくると寿命で、環境にもよりますが、3～5年がメンテナンスの時期。

 

シーリングの打ち替え、打ち増しが必要です。

 

また、雨や風、温度変化により塗装も劣化します。

 

塗装の質にもよりますが、5～10年で限界となり、再塗装が必要。

 

これらはサイディングのリフォームより、ずっと低い価格で施工ができますし、リフォームの時期を遅らせることが可能になります。

 

家の顔である外壁は、厳しい気象条件から家を守ってくれています。

 

リフォームやメンテナンスを適切な時期に行いたいものですね。

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