サイディング 塗装 単価

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サイディングを塗装する塗料の単価は、種類によってずいぶん変わります。

 

単価が高くなれば、塗装の性能も持ちもよくなり、サイディングも長持ちします。

 

ただ、高すぎるのも考えもの、持たせたい期間や機能を考えて塗装選びをおこないましょう。

 

塗装と一口に言っても、使用する塗料によって単価がまったく違いますし、サイディングに付加される性能や、持つ年月も違ってきます。

 

手順としては、まず足場を組んで、高圧洗浄で汚れを落とす、劣化したシーリングを打ち替える、そして塗装。

 

これはどんな塗料を選んでも、ほぼ変わりません。

 

つまり、人件費としては、ほぼ同じなので変わってくるのが塗装の単価、下塗りと上塗り2回分の塗料の料金です。

 

壁面を塗装する業者は、単価から塗装にかかる金額を算出します。

 

つまり、外壁の面積に応じて値段が変わってくるのですが、外壁の面積がどれぐらいかというのは、家の所有者でも意外と知らないもの。

 

見積り時など、業者でも時間があまりない場合は、以下の算式を用いて、壁面の面積を計算します。

 

延べ床面積（平方m）×1.1～1.3

 

延坪数がわかっている場合は、延坪数×3.3で平方mへ変換することができます。

 

さて、最近はあまり聞かなくなりましたが、悪徳リフォーム会社が幅を利かせていた頃。

 

この壁面積を大きくいって利益を上げるやり方がよくありました。

 

その場合、だまされない為にも自分の家の壁面積の出し方程度は知っておく方がよいでしょう。

 

さて、ベテランの棟梁になればなるほど、家を真四角に建てる傾向にあります。

 

その理由は、真四角の方がムダに壁などを増やさなくて済むから、例えば凹がたの家だと、へこんだ分だけ余計な金額がかかります。

 

しかし、施主の意向やデザイナーハウスの場合になると、凹凸が多くなり壁面の大きさが先ほどの計算式より上回る場合があります。

 

さて、自宅の外壁の面積が概算で出たら、どれぐらい塗りなおしにかかるか計算してみましょう。

 

下塗り単価（平方m）、700円～800円。

 

金属サイディングの場合は、サビ止めの効果がある塗料を用い、その場合は高くなり、単価は800円程度かかります。

 

上塗り単価（平方m）、1,700円～、ウレタンのごく普通の塗料を用いた場合。

 

これがシリコンになると、2,000円～、シリコンは10年程度塗装が持つことが期待できる塗料、最近では壁面塗装で最もよく用いられます。

 

もっと長期の耐久性を望むならば、フッ素塗料が良さそう、シリコンより優れた耐久性と防汚性を持っています、3,000円～

 

これ以上になると、例えばTOTOの光触媒塗料「ハイドロテクト」が販売されています。

 

酸化チタンが配合されており、日光により汚れを分解、空気を清浄、塗装の持ちも長期間にわたるというものです。

 

これ以上がないぐらい優れた塗料となっていますが、単価は4,000円～と大変高価になります。

 

一番高価な塗料を用いると、新しくサイディングを重ね張りするのと値段が変わらなかったりします。

 

結局、どのような目的でいつ頃まで持たせたいかによって塗料を選ぶしかなさそうですね。

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