外壁 サイディング 防音

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マンションなどはかなり厚い鉄筋コンクリートになっていますから、隣がつながっていても案外防音性に優れているものです。

 

一方で戸建て住宅はサイディングが外壁になっていて、結構家の生活音が外に漏れていたり、またクルマの走る音、学生が騒ぐ声などさまざまな外の音が家の中に入ってくるものです。

 

田舎の家で虫の声しか聞こえないなら、感慨深いものですが、救急車やトラックの騒音に工事現場の音、電車や高速道路などが隣接していたとしたら、毎日休む間もなく騒音に悩まされます。

 

家での団らんの声が近所に丸聞こえならば、うかうか話もできません。

 

外壁サイディングはいったいどのような騒音に対する効果があるのか。

 

また防音効果を高めるための方法などがあればご紹介いたします。

 

防音を語るうえで難しいことが一つあります。

 

デシベルなどの数値で細かく防音性能を語るならばもしかしたら、その基準は非常に高いものとなります。

 

しかし環境がまず違いますし、人が不快だと感じる音の大きさは結構あいまいです。

 

そのうえでご紹介しますと金属サイディングなどは比較的に防音効果は高いといわれています。

 

さらに窯業サイディングであっても通気工法や防水透過シートなどを施工すると防音効果があがります。

 

しかしこれらの工法は、どちらも評価はあまり高くありません。

 

サイディングにおいて防音効果が高い施工ってあるのでしょうか。

 

もちろん防音効果を高めるのにもっとも手っ取り早いのは、防音シートなどを下地に施工することです。

 

外壁の内部で石膏ボードを二重にしたり、防音シートや断熱材を複数組み合わせるといった手法で防音効果を高めてみることに成功された方もおられます。

 

注意すべきポイントは、まず厚みを増やすと家の中が狭くなるということです。

 

さらにボードなどを複数使用すると共鳴が起こることがあります。

 

共鳴による振動は非常に不快です。

 

また防音性能を高めるための施工がかえって低周波の発生を助長してしまうという実例があるようです。

 

低周波はなかなか原因がつかみにくく厄介です。

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