断熱材といえばグラスウール！サイディングとの相性は？
サイディングの内側には必ず断熱材が貼られていますが、それによって室内の断熱性能をあげます。
そんな断熱材のなかでもっともメジャ－なグラスウ－ルの施工に関することや、さらに留意すべきポイントなどをご紹介いたします。
住いの断熱材は、種類が数点ありますが、その中でグラスウ－ルはもっともメジャ－な断熱材のひとつです。
グラスウ－ルはその名の示すとおり、ガラスを繊維状に加工して、耐熱性や保温性能をもたせたものです。
なぜガラス繊維かと申しますと、これが真綿だと火に触れるとすぐ引火してしまうのは、みなさんご存じのとおりです。
そんなグラスウ－ルの施工方法は、真綿状のグラスウ－ルを袋に入った状態のままタッカ－というホッチキスみたいなもので、内壁に貼り付けていきます。
そこで、この簡単にも見える施工方法に注意点があればご紹介いたします。
サイディングの中をあけると防水シ－トがはってありますが、これはもちろん湿気や雨漏り時の雨水の侵入を防ぐためのものです。
そしてその内側には木が碁盤の目のように張り巡らされています。
この木にサイディングは固定されます。
さてこの碁盤の目の合間にはグラスウ－ルが所狭しと貼られているわけですが、このグラスウ－ルが室内の温度が外に流れ出ないように、室外の空気が中に入らないようにガ－ドしています。
グラスウ－ルは袋にはいっていて、それをそのまま貼り付けます。
ここで難しいのは隙間を開けずしっかりと施工するということです。
隙間があくとそこから暑い空気、冷たい空気が流れ出てしまいます。
さらに寸法が余る場合にはカットしますが、ここに施工上の注意点があります。
カットしたグラスウ－ルはそれを包むフィルムから綿上のなかみが丸見えになりますが、これをそのまま貼り付けてはいけません。
その中身に湿気が入ると、製品として使い物にならないからです。
ただ、グラスウ－ルはやく５０枚程度が一つのパックとして梱包されています。
この綿の塊の袋は持ち運びの時点でかなり破れやすくなっていて、ちょっとでも鋭利な突起部にあたるとすぐに破けます。
ちょっとした穴でもそこから湿気が入りますから、施工時にはしっかりと穴を防ぐことがポイントです。
外壁塗装の総合情報
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