サイディング 塗装 種類

トップページ ＞ サイディングの価格と性能を徹底比較＆研究！ ＞ サイディングを活かすのは塗装次第その種類による特性とは?

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サイディングを守るために再塗装をする必要性がありますが、その時に用いる塗料には多くの種類があります。

 

それぞれに特徴がありますが、現在ポピュラーなのはシリコン塗装。

 

値段と性能のバランスが取れています。

 

サイディングの質は塗装次第、メンテナンスは定期的に。

 

雨風にさらされる外壁、サイディングは劣化を防ぐ為に様々な塗装がなされています。

 

汚れを分解するには光触媒、雨と一緒に流すには親水コート、紫外線を防ぐのにUVコートなどなど、その種類は多岐に上ります。

 

そして、塗装の劣化はサイディングそのものの劣化につながるために、定期的な点検とメンテナンス、つまり塗りなおしが必要です。

 

塗装をしなおすのに用いる塗料の種類も多岐に上りますので、以下にそれぞれの特徴を述べていきます。

 

「アクリル塗料」水系と溶剤系がありますので、臭いが気になる人は水系を使用、値段は安いものの耐久性に難があります。

 

「ウレタン塗料」耐久性・対紫外線、密着性が高いので広く使われていますが、値段はアクリル塗料の上、臭いが強いのが難点です。

 

「シリコン塗料」防汚性が高く、耐久性も高いので近年の主流になっています。

 

「フッ素塗料」ガラス質によく似ており、強い耐久性と防汚性を持っています。

 

しかし価格が高く、場合によってはサイディングを上張りするのと値段が変わらなくなってしまいます。

 

「光触媒塗料」光により汚れを分解する二酸化チタンを塗料に含んでおり、フッ素塗料より耐久性と防汚性に優れています。

 

しかし、コストが高い点がネックです。

 

さて、アクリルやウレタン、シリコンなどと述べてきましたが、これらは樹脂の種類。

 

樹脂に色を着ける顔料を混ぜることにより、塗料となるのです。

 

塗料の耐久性は、樹脂の耐久性、塗装面が劣化して粉を吹く「チョーキング」という現象。

 

これは紫外線により樹脂が分解された結果、顔料のみが残った結果。

 

古くなったガードレールにもたれかかると、真っ白になったりしますが、それが代表的な例です。

 

では、樹脂の耐久性でいうとアクリル樹脂が5年、ウレタン樹脂が10年、シリコン樹脂が15年、フッ素樹脂が20年程度となっています。

 

もちろん、環境によって大幅に変わりますから、参考程度にとどめてください。

 

光触媒に関しては、開発されてからそれほど年月がたっていないために、不確実なことが多いとされています。

 

メーカーによると20年以上の耐久性だそうです。

 

シリコン塗料は、下地に対する付着力や、変色のしにくさ、光沢のもち、耐水性などの点で評価が高い塗料です。

 

特に汚れの付着しにくさと、紫外線への強さはウレタンやアクリルとは比べ物にならないくらい優秀。

 

値段面から見ても高価ではありますが、現実性が乏しいほど高価ではありません。

 

以上の理由で、シリコン塗料が最近ではスタンダードとなっています。

 

しかし、注意しなくてはならないのは下処理。

 

どうせ塗ってしまうのだから、と適当な仕事をされてしまうと、その後の塗装面の持ちに大きな差が出てきてしまいます。

 

信頼できる業者を選び、しっかり話し合った上で塗装をすすめる必要があるでしょう。

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