サイディング 塗装 不要

トップページ ＞ サイディングの価格と性能を徹底比較＆研究！ ＞ 再塗装が不要なサイディングはナシ!!タイル外壁を検討してみては

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サイディングの表面は塗装で守られているので、塗装が劣化すると、サイディング自体が劣化します。

 

ですから、永久に使える塗料はありませんので、メンテナンスが不要のものはありません。

 

耐久性の高いものが開発されてはいますが、メンテナンス不要とまではいかないようです。

 

サイディングにはセメントなどを固めた窯業系、ガルバリウムやアルミニウムなどを用いる金属系、天然木を用いた木質系などがあります。

 

それぞれ、サイディングのベースになる部分を保護するためや質感を出すために、表面に塗装がなされています。

 

ですから、塗装が雨風や温度変化、紫外線などで劣化してしまうと、サイディングのベース自体がダメージを負ってしまいます。

 

ですから、劣化しない塗装がないのと同様、再塗装が不要なサイディングはありません。

 

ただ、金属サイディングの場合は、表面の塗装が劣化しても、ベースの金属が防錆処理をされていますので窯業系より耐久性はあります。

 

ただ、アルミもサビにくい素材ではありますが白く粉を吹いたようになった1円玉のように、長期間の使用でサビは出ます。

 

また、ガルバリウムもメッキ処理した鋼板なので、メッキがはげるとサビは出ます。

 

顔料を固定している、アクリルやウレタン、シリコン、フッ素などの樹脂が劣化してしまえば、窯業系も金属も再塗装が必要なのです。

 

さて、再塗装が不要のサイディングはありませんが、外壁という大きなくくりで考えると、タイル材はメンテナンスフリーとなっています。

 

古代の遺跡からタイルが、美しい状態のまま出土したりすることからもわかるように、タイルの耐久性には傑出したものがあります。

 

ですから、メンテナンスの費用が心配という方にはタイルの外壁を用いることが選択肢に入るでしょう。

 

しかし、価格が高いという弱点があります。

 

サイディングと比較して、数倍にもなるその値段をどう考えるかが問題ですね。

 

最近は、塗装が強力なサイディングも開発されています。

 

使用する環境で大きく変わりますが、メーカーの発表によると「ニチハ」の「プラチナコート」で塗装されたものは30年という長い寿命。

 

また「TOTO」の開発した「ハイドロテクト」は光触媒という技術を用いた新塗料。

 

酸化チタンを配合しており、汚れを分解し空気を清浄し続けて、20年という長い耐久性を特徴にしています。

 

これらを使えば、再塗装の手間は大きく軽減されるでしょうが、タイルの場合同様、初期投資が高くなってしまいます。

 

何年間家に住みたいのか、それを元に費用と効果を比較して、サイディング材や塗料を選ぶ必要があるようです。

 

もちろん、メンテナンスのことを忘れてはいけません。

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