サイディング 塗装 おすすめ

トップページ ＞ サイディングの価格と性能を徹底比較＆研究！ ＞ サイディングの再塗装におすすめ塗料はずばりシリコン系

ツイート　　

サイディングに用いられる塗装は数種類ありますが、その中でおすすめはシリコン塗料。

 

機能面と持続性、そして値段のバランスが取れているのがおすすめの理由です。

 

サイディングはいずれ再塗装が必要となるもの。

 

塗料もよく考えて選びたいですね。

 

サイディングの塗装で、現在主に施工されている塗料は、配合される樹脂の種類で大きく分けて4種類。

 

アクリル、ウレタン、シリコン、フッ素。

 

アクリルから順に値段が高くなっていき、それに伴い耐久性も上がっていくしくみになっています。

 

塗って5年程度しか持たないアクリルではもったいないし、フッ素は耐久性が高くても、値段が高すぎる。

 

そんな理由で、ウレタンかシリコンがよく選ばれていますが、おすすめはシリコン塗装。

 

シリコン塗料は耐久性もウレタンを上回り12～15年と長い上に、防水性・防汚性に優れているので、美しさが保たれるのが特徴。

 

フッ素塗料には耐久性に劣るものの、値段と性能のバランス、今までの施工実績からみてもシリコンの方が上回ります。

 

塗装がダメになれば塗ればいいではないかという考え方もありますが、塗料の値段に加えて施工には足場代や人件費がかかるもの。

 

複数回、塗料以外の費用を払うならば、多少塗料代がかかっても耐久性が高い塗料を選ぶ方がよい選択といえるでしょう。

 

ウレタン塗料はシリコン塗料が登場するまでは、塗装面への密着性の高さで長い間主役でした。

 

外壁以外でも様々なものに塗ることができるので、特に細かい部分の塗装には、今でもアクリル塗料は現役です。

 

耐久年数は7～10年程度とまずまずの長さですが、臭いが強いという弱点があります。

 

価格を比較すると、1坪当たりウレタン塗料で2万3,000円程度、シリコン塗料を使用すると2,000円程度のアップに。

 

この程度の価格差ならば、シリコン塗料の人気が出るのもうなづけますね。

 

ちなみにフッ素塗料になると、1坪当たりの塗料の価格は3万3,000円程度、耐久年数はシリコンよりちょっと長い程度。

 

ただ、防汚性についてはシリコンより高くなりますので、外壁の美しさが業績に結びつきがちな飲食店などでよく利用されています。

 

さて最近、TOTOがさかんに売り出ししている「ハイドロテクト」は光触媒塗料と呼ばれ、他のものと違った特長を持ちます。

 

酸化チタンを配合することにより、光に反応して汚れを分解し落とすセルフクリーニングや空気の浄化機能を持っています。

 

また、防臭や防汚にも強さを持っているばかりか、塗装面も耐久性もメーカーによると20年と非常に長いもの。

 

ある意味、究極の塗料ともいえますが、問題は価格が高いこと。

 

新しいサイディングを上から貼るのとそう変わらなくなってしまいますので、一般的に放っていません。

 

これらのことを総合すると、おすすめの塗料はやはり、フッ素ということになりそうです。

ツイート　　

スポンサーリンク