サイディング 塗装工程

トップページ ＞ サイディングの価格と性能を徹底比較＆研究！ ＞ サイディングを再塗装工程がその出来を左右する

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サイディング自体を守る塗装は非常に重要なもの。

 

劣化する前に再塗装の必要がありますが、その工程は非常に手間がかかるものです。

 

しかし工程で手を抜くと、仕上がりに大きく差が出ます。

 

家を守るサイディング、手入れはしっかりおこないたいものです。

 

工場で大量生産されるサイディングは、品質が一定で価格も安いため、現在多くの住宅に用いられています。

 

全て塗装されて、半完成の状態で現場に搬入され、金物で壁に固定されていくので、熟練の技術が要らず工期が短いのが特長。

 

以前の壁面はモルタルや漆喰など、全て職人さんの手作業により塗られていました。

 

ですから熟練の技術も必要ですし、工期も1カ月前後と大変長かったのです。

 

それに比べると、隔日の感がありますね。

 

サイディングの登場により、価格が低下しましたし、表面の塗料の進歩により対紫外線や防汚性もアップしました。

 

しかし、それらの性能は塗装によって成り立っているものなのですから、その重要性は非常に高くなっています。

 

サイディングには窯業系や木質系など様々なタイプがありますが、全ての場合で塗装は重要。

 

塗装の劣化によって、窯業系や木質系ならばボード自体が劣化、反りが発生してしまうのです。

 

劣化ならば、最悪サイディングの重ね貼りが必要となり数100万円の出費になります。

 

反りが発生した場合は、重ね張りすらできなくなりますので、ボード自体の張替えになり、さらに高額の出費となってしまいます。

 

そうならないためにも再塗装は重要なのです。

 

サイディングの表面が白い粉を吹いたような「チョーキング」と呼ばれる状態になるったならば、塗装が必要になったというサイン。

 

家の外壁全体を塗りなおさなくてはいけないので、2階にも届くように足場を組む必要があります。

 

その次に汚れやカビ、藻が残っていてはきれいな塗装ができませんから、壁全体を高圧の水で洗浄していきます。

 

次にシーリングの打ち替え、紫外線や温度の差で塗装同様ダメージを負っています。

 

サイディングの隙間から水が入り込まないようにするという、大切な役割を担っているので、打ち替えは重要な作業。

 

足場を組む手間や費用を考えて、打ち替えと再塗装は同時におこなう場合が多いですね。

 

次に下塗りという、塗装前の工程に進みます。

 

再塗装の際には軒の下部やサイディングを止めている釘の部分など、鉄やステンレスの部分も塗ることになります。

 

その場合には、サビ止めなどの処理をしなくてはなりません。

 

いよいよ外壁全体を塗っていくのですが、大抵2度、塗装を重ねます。

 

1度塗りと2度塗りでは、ツヤの出方が違いますし、1度で厚く塗ろうとすると、液が垂れたりムラができたりします。

 

ですから、薄く塗った塗装を重ねるのです。

 

足場をはずしたり、他に塗料が付かないようにする養生をはずしたり、後工程もありますが、塗装はこれで完成です。

 

標準的な工程ですので、建物によってはもっと複雑になったりもしますが、1週間もあれば完了するでしょう。

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