外壁 サイディング エコポイント

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サイディングにはメンテナンスが必要なので、エコポイントの機会にリフォームを考える場合は注意が必要です。

 

単に外壁をリフォームするだけではエコポイントの対象外、あくまで省エネ基準をクリアするような外壁のリフォームのみが対象なのです。

 

外壁をリフォームするとエコポイントがもらえる、好評だったエコポイントが平成27年3月に制度が再開しました。

 

名称は少し変わって「省エネ住宅ポイント」、外壁や天井、床のリフォームが対象になります。

 

例えばコーキングを打ち直す、サイディングを再塗装する、古くなった外壁の上に新しいサイディングを貼る。

 

このように、外壁のリフォームにはいろいろな方法がありますが、これらでは全て対象外になります。

 

対象は省エネ法のトップランナー基準や、省エネ基準を満たすリフォームをおこなった場合のみなのです。

 

もともとエコポイントは、「エコ」が付いていることからもわかるとおり、環境に配慮した取り組みに付けられるもの。

 

単に見栄えや、躯体の耐久性を増すためだけのリフォームでは、ポイントの対象にはなりません。

 

エネルギーをあまり使わない住宅にリフォームされる場合のみ、具体的には、断熱材を追加した場合のみ対象になります。

 

例えば、

• 外壁を撤去し断熱材を充填、外壁を新たに設ける場合。
• 内装を撤去し断熱材を充填、内装を新たに行う場合。
• 内装・外壁の撤去はしないものの、断熱材を充填する場合。
• 外壁を撤去した後に、断熱性の高いサイディングなどを貼りつける場合。
• 既存の外壁の上に、新らしく外張りの断熱材を使用する場合。

以上のように、断熱材を追加、もしくは新たに用いることが条件になるのです。

 

ここで使用される断熱材とは、グラスウールやロックウール、ポリスチレンフォーム、ウレタンフォームなど。

 

すべて、エコポイント制度の事務局に登録された商品に限ります。

 

また、用いられる断熱材の量なども決められていますが、あまりにも内容が専門的になりすぎます。

 

信頼のおける工務店とよく相談する必要があるでしょう。

 

もらえるのは外壁の場合10万ポイント、屋根や天井の場合3万ポイント、床が5万ポイント。

 

ガラスを交換したり、打ち窓を設置したり窓の改修の場合、それぞれ1枚当たり2千～1万8千エコポイントがもらえます。

 

これはお得とばかりに、一気にリフォームを勧めるのも手ですが、上限が決められており最大で30万ポイントなので注意が必要です。

 

また、金属系のサイディングには断熱材があらかじめ用いられていますが、エコポイントの対象ではありません。

 

あらかじめ断熱材が用いられている外壁に断熱材を加えるような工事の場合も対象とはなりません。

 

決められた断熱材を、決められた分量加える工事のみエコポイントの対象になりますので、注意が必要になります。

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