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バルコニーの手すりが雨漏り!放っておくとどうなる?リスクと修繕費用をチェック!

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バルコニーの手すりがいきなり落下・・・そんな冗談みたいな悲劇が絶対に起こらないとは言い切れません。

 

その原因となるのが手すりの雨漏りです。

 

バルコニーの手すりの雨漏りはなぜ起きて、どれだけ危険か。またその修繕費用についても知っておきましょう。

 

見えないところでじわりじわりと進んでいく雨漏り。

 

特にバルコニーの手すりは、軽視されやすくしかも気づきにくいので注意が必要です。

 

知らずにいると危険がいっぱい!

 

手すりから始まる雨漏り。そのメカニズムは?

「バルコニーの手すりから雨漏りが始まる」と言われてもピンと来ない方も多いでしょう。

 

雨漏りと言えば、私たちはどうしても「床面」に原因を求めてしまうものだから。

 

しかし、手すりもかなり雨漏りリスクが高いパーツなのです。

 

原因は様々ですが、よくあるのは笠木(手すりの上部についているカバー)を固定するために打ち付けてある釘の劣化です。

 

この釘の部分に雨水が溜まり、錆びて緩む ⇒ そこから手すりの内部に雨水が入ってくるというメカニズム。

 

他にも笠木との境目のシーリング部分の劣化が原因で雨水が入ってくるケースも多いです。

 

つまり、手すりの雨漏りは笠木から始まることが多いということですね。

 

雨は上から降ってきますし、太陽の光も上から降り注ぎますから、笠木は劣化しやすい&劣化を防ぐのが難しいパーツ。

 

ここから雨漏りが始まるのは不思議なことではありません。

 

放っておいたらどうなる?こんなにリスクがいっぱい!

「でも、バルコニーの手すりなんて、劣化してもそんなに困らないんじゃない?雨漏りしていたとしても、家本体にはあまり影響がないんじゃない?」

 

そのように思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、手すりから入った雨水が床面を伝って家本体の壁に至ることもあります。

 

また、例えばお子さんが手すりに寄りかかった瞬間に崩れ落ちたり、もっとヒドイ場合はバルコニーそのものが落下してしまう可能性だってゼロではありませんよね。

 

見えない場所で進む雨漏りは、気づいた時には手遅れになるくらいに家をむしばんでしまうことがあるので油断は禁物!

 

長期にわたる雨漏りは、家の寿命を確実に縮めてしまうのです。

 

「もしかしたら」と異常を発見したら、なるべく早めに手を打つことをオススメします。

 

やっぱり気になる!手すりから始まった雨漏りの修理費用

早めに修繕したほうがいいんだろうな・・・とわかっていても先延ばしにしてしまうのは、やはり費用面が高くつくと思っているからではないでしょうか。

 

バルコニーの手すりから始まる雨漏り修繕は具体的じいくらかかるのか。

 

長年にわたって手すりの雨漏りを放置し、床面の下地が腐朽していた事例では、修繕費80万円!

 

手すりだけでなく壁や床も直す羽目になってしまったため、高くついてしまったようです。

 

一方、手すりや笠木の部分的な修繕であれば、5~15万程度で直せます。

 

雨漏りの範囲が床まで及んでしまうと高くついてしまうので、当然ですが早めに手を打つことがお財布を守ることにもつながるのでしょう。

 

雨漏り修繕の場合は「どこからどのような経路で水が入っているのか」という水の侵入経路をつきとめる調査も一緒に行うため、費用が高くつくというデメリットもあります。

 

そういった情報を最初に伝えず後で請求されてトラブルになるケースもあるので、業者を選ぶ際には「全部込みでいくらなのか」「提示された金額に調査の費用は含まれているのかどうか」をしっかり確認することが大事ですね!

 

【まとめ】小さなほころびを放置しないで!手すりの雨漏りは早めの対応が吉。

バルコニーの手すりから雨漏りが始まるメカニズムと、その修繕費用の目安についてまとめました。

 

覚えておきたいポイントを整理します。

 

  • 手すりの雨漏りは、上にかぶせてある「笠木」から始まることが多い
  • 放置しておくと確実に家の寿命を縮めてしまう
  • 早めに対処すれば10万円程度で済むが、放置すると100万円近くかかることもある

 

笠木と手すりの関係性もそうですが、やはり雨漏りは「接合部」に緩みが生じることが大きな原因。

 

どんなに強固な造りであっても、自然の力には逆らえません。

 

基本的には「どんなに完璧に作ってある家でも必ず劣化するものだ」という前提で、必要な点検や修繕は抜かりなく受けておくに越したことはないですね。

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