バルコニー 雨漏り 原因

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バルコニーの雨漏りはナゼ起こるの?主な原因3つと建物に与えるリスク

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なぜだかわからないけれど、壁にうっすらとシミが浮かび上がってきた。・・・それはもしかしたら、バルコニーの雨漏りが原因かもしれません。

 

一見、独立しているように見えるバルコニーも、実は建物全体の寿命を握る重要なパーツ。

 

バルコニーの雨漏りがナゼ建物を傷めてしまうのか、今回はその原因について見ていきましょう。

 

 

天井から雨漏りしているわけではないのに、なぜか壁だけうっすら雨漏りしている。

 

よくあるこの現象は、思わぬ場所から流れてきた水が原因で起こっている可能性があります。

 

バルコニーが原因の雨漏り。よくあるのは床面の劣化!

バルコニーは、年がら年中、日差しにさらされている場所。

 

素材がむき出しの状態で日光を浴び続けるわけですから、当然、劣化は進むはずです。

 

おまけに、最近は強風を伴う雨も増えていますよね。

 

強い日差しに雨風、この組み合わせは確実にバルコニーを劣化させていくことでしょう。

 

特に注意したいのは、バルコニーの床の劣化です。

 

通常は防水のためのシートが敷かれているのですが、これが傷むと防水の機能が低下してしまいます。

 

結果的にそこから雨漏りが始まり、「バルコニーの下の面が腐食している」「バルコニーの下にある部屋に雨が漏れてくる」という被害が生じてしまうのです。

 

手すりから始まる雨漏りが怖い理由

「バルコニーの雨漏りは家の中には関係がない」と思っている方も多いかもしれませんね。

 

しかし、水をなめてはいけません。

 

雨水の流れは表からハッキリ確認することはできませんが、思わぬ経路で家の中にまで侵入してくることがあるのです。

 

例えば、バルコニーの手すり部分。

 

この内部に雨水が侵入すると、壁面を伝って下の階の壁面に入ってしまう可能性も考えられます。

 

実際、バルコニーの手すり内部に雨漏りしたことが原因で家全体の腐食を進行させてしまったケースもあるので軽視はできません。

 

木造住宅の場合はシロアリの発生を誘発してしまうリスクもありますし、鉄骨住宅の場合は構造部の鉄骨をどんどん腐食させてしまうのです。

 

結果的に建物の構造強度が下がり、ちょっとした地震で崩れ落ちるといった状況を招いてしまう可能性も否定できません。

 

実は一番危ない!排水口の詰まり

もう一つ、バルコニーの雨漏りで盲点なのは排水口です。

 

みなさん、バルコニーは定期的に掃除してゴミを除去していますか?

 

どこかから飛来したゴミ、家族の髪の毛、洗濯物から落ちた糸くず・・・これらを放置しておくと、この排水口が詰まって水が流れにくくなります。

 

そうなると排水管に過度の圧力がかかりますので、これが原因で隙間から水が漏れてしまうんですよ。

 

結果的に、壁を伝って室内に雨漏りしてしまうことがあるのです。

 

この「排水口の詰まり」が原因の雨漏りは発生事例が多い反面、毎日の心がけ(バルコニーにゴミを溜めない)で予防できます。

 

バルコニーでペットを放すことが多い、植物をたくさん置いている、位置的に外から飛来した葉っぱなどが溜まりやすいという場合は特に、こまめに掃除して雨漏りの原因となる「ゴミ」を除去することを意識してみてください。

 

【まとめ】雨漏りは家の寿命を左右する!定期的な“健康”確認が家を守る鍵。

バルコニーの雨漏りについて、考えられる原因を3つご紹介しました。

 

  • 床面の防水シートが劣化している
  • 手すりの内部に雨が侵入している
  • 排水口にゴミが溜まっている

 

特に手すりの雨漏りは、外から見ても気づかないことも多いでしょう。

 

しかし、バルコニーの裏側から見れば不自然な染みができていたりして、「あれ?」と思うような異常が必ずあるはずです。

 

バルコニーの雨漏りは、軽視しがちですが建物全体の寿命に関わる重要な症状ですから、定期的に家の外観をくまなくチェックする習慣をつけておくと早期発見・早期修理ができますね。

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