新築なのに雨漏り!半数はバルコニーが原因?正しい知識でリスクを回避!
新築の家で雨漏りするなんてことがあり得るのでしょうか?あるとしたらその原因は?
実際のところはどうなのか調べてみると、「バルコニー」が原因の雨漏りも結構多いことがわかりました。
今回の記事では、新築でも雨漏りしやすい物件の特徴や雨漏りした場合の対処法についてご紹介します。
新築なのに雨漏り!
これはつい感情的になってしまうシチュエーションですが、まずは落ち着いて。
そもそもその家は、雨漏りリスクの高い設計だったという可能性もありますよ。
最近は、サイコロのようなコロンとしたシルエットが特徴的なボックス型の新築住宅も増えていますね。
見た目にはオシャレで個性的ですが、「雨漏り」という観点で見るとリスキーだということをご存知ですか?
ボックス型の住宅には”軒“がないか、あってもとても短い。
そうすると、部材と部材の継ぎ目から家の中に雨漏りしてくるリスクが高くなってしまうのです。
これは軒が深ければ抑えられるトラブル。
また、プチ・アウトドアな生活を楽しむために1階の部屋の上にスカイバルコニーを設けるケースも多いですが、防水対策やメンテナンスをしっかりしないと雨水が溜まって雨漏りリスクを高めてしまいます。
実際、新築で雨漏りが起きたケースの原因は、約半数が「バルコニー」だったというデータもあるんですよ。
デザイン的な弱点に加えて初期施工不良などがあると、たとえ新築であっても「雨漏りした!」ということになりかねませんのでご注意ください。
新築物件で雨漏りするかどうかは、初期の段階でじっくりチェックすると初期不良を見つけることができます。
たとえば、こんな部分に注目してみましょう。
- バルコニーの排水口から降りる雨どいが、グラついたり歪んだりしていないかどうか
- サッシを固定するネジの周りに止水処理があるかどうか
- バルコニーの排水口には勾配が確保されているかどうか
- 排水口は何個ある?(1つだけだと少ない!)
素人にはなかなか判断がつきにくいところなので、できればホームインスペクターさんに診てもらえると安心ですね。
料金は、新築物件だと6万円くらいになりますが、バルコニーの雨漏りに限定して診てもらうのであれば1万円ほどで済むかもしれません。
こちらは一例ですが、みなさんのお住まいの近くにもこういった形で住宅診断してくれる会社があるはずです。
「診断だけで6万円は高いな・・・」と思われるかもしれませんが、初期不良に気付かずに生活していて雨漏りするよりはマシではないでしょうか。(実際に雨漏りが起きたら、家具の買い替えなどで膨大な出費になってしまうかもしれませんよ)
ただ、雨漏りについては必ず「10年」の保証がついているはずです。
これは、「住宅の品質確保の促進等に関する法律」=「品確法」で定められているので、どこのメーカーで建てても10年目までは保証の範囲内で修繕できることになっています。
新築であれば無料で補修してもらえますし、火災保険で家財も補償してもらえるかもしれません。
逆に言えば、デザイン的に雨漏りしやすい家なら家財保険にも加入しておくと安心ですね。
新築なのに雨漏りしたじゃないか!というケースでは、まずは自己判断せずに、家を建てたメーカーさんに連絡しましょう。
下手に他の安い業者で直してしまうと、以後の保証が使えなくなる場合があります。
目先の「安さ」を優先するのではなく、5年先、10年先、20年先のことを見越して冷静な判断・行動を心がけたいものです。
新築でもバルコニーから雨漏りしてしまう原因や、雨漏りしてしまった場合の対処法についてまとめました。
イザという時に慌てないためのポイントを整理しておきます。
- 家のデザインによっては新築でも雨漏りリスクが高まることがある
- 雨漏りする可能性があるかどうか、ホームインスペクションで診てもらうと安心
- もし新築なのに雨漏りした場合は、まずは建てたメーカーに連絡して!
新築なのに雨漏りしたら、それは誰でもパニックになりますよね。
「欠陥住宅じゃないか!」と憤りたくもなりますが、まずは落ち着いて。
バルコニーのデザイン次第では、そもそも雨漏りしやすい家だったかもしれないのです。
その場合は、普段から「バルコニーの排水口にゴミが溜まらないようにする」などメンテナンスもこまめに行うことが大事ですね。
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