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マンションで雨漏り発生!原因は上階のバルコニー?まず誰に相談するべきか。

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マンションで雨漏りが起きた場合、原因としてはどのようなことが考えられるでしょうか。

 

一つの可能性としてあるのは、上階のバルコニーやベランダからの雨漏り。

 

そのプロセスと解決法についてご紹介します!

 

ある日、ふと、天井にシミがあるのを見つけてしまった。

 

でもここはマンション・・・。

 

やっぱり原因は上の階にあるの?

 

たいていのケースはベランダやバルコニーからの雨漏り

ちょっと考えればわかることですが、ベランダやバルコニーの床が劣化していれば雨漏りが起きます。

 

その水が壁を伝って下の階の部屋にも流れていくというのは、マンションでは“あるある”な雨漏り現象でしょう。

 

バルコニー床の防水層が割れていたり、笠木と壁の接合部分のコーキングが劣化して割れていたり、あるいは排水口がゴミで詰まっていたりするのも雨漏りの原因になってしまいます。

 

このような症状が起きた場合はすぐに管理会社や管理組合に相談しましょう。

 

たとえ明らかに上の階のベランダやバルコニーが原因だったとしても、住人同士のやりとりはトラブルにつながるリスクがあります。

 

マンションのバルコニーは誰のもの?責任は誰にあるの?

意外に思われるかもしれませんが、分譲マンションのバルコニーは、専有する権利を与えられているにも関わらず「共有部分」とされていることが多いです。

 

我が家もマンションですが、購入時にその説明を聞いた時、イマイチ腑に落ちなかったことをよく覚えています。

 

ベランダもバルコニーも、基本的には私の好きなように物を置いたりできますが、「ペットの放し飼いはダメ」とか「このサイズ以上の物置を置いてはダメ」とか細かい決まりがあり、完全には我が家のものではないのです。

 

ゆえに、バルコニーから雨漏りが生じた場合は「それが誰の責任なのか?」という判断で揉めることもあるようなのです。

 

ただ、「掃除をサボって排水口にゴミが溜まった」など明らかにその部屋に住む人の過失が原因だった場合は、やはりその部屋の住人の責任となります。

 

こういったジャッジもしなければいけませんので、やはり住人同士で話し合うよりは間に第三者を入れるのが安心ですね。

 

万が一のために入っておきたい保険

マンションの場合、もし自分の不注意でバルコニーから下の階に雨漏りさせてしまった場合は、賠償責任を負うことになってしまうかもしれません。

 

家具などにも損害を与えてしまった場合、「貯金ではとても償いきれない」という金額になる可能性も無きにしも非ずなので、必ず何かしらの形で保険には入っておいたほうが良いでしょう。

 

たとえば、車の保険やマンションの火災保険などに加入する際に、「個人賠償責任保険」というオプションをつけませんでしたか?

 

もしつけているのであれば、その保険でカバーすることができます。

 

まだ加入していないという方は、雨漏り加害者になってしまう前にぜひ保険加入を考えてみてください。

 

マンションの1階に住んでいるのであれば雨漏り加害者になるリスクはないかもしれませんが、2階以上に住んでいる方には必須です!

 

【まとめ】マンションの雨漏りは人間関係にも亀裂が入りやすい。言動に注意!

マンションで雨漏りが起きる主な原因と、実際に雨漏りが起きてしまった場合の対処法についてまとめました。

 

押さえておきたいポイントを整理します。

 

  • マンションの雨漏りはベランダやバルコニー床の劣化や排水口の詰まりが原因で起きるケースが多い
  • マンションのバルコニーは権利問題が絡んでくるため、住人同士で話し合うのはトラブルにつながりやすい
  • 自分が雨漏り加害者になってしまうリスクも考慮して、個人賠償責任保険には必ず加入しておいたほうが良い

 

一軒家とは違って、「我が家の問題は自分たちで解決します!」では済まないことが多いのがマンションの厄介なところ。

 

雨漏りトラブルが原因で「住みにくくなってしまった」ということにならないように、相手の感情を逆なでするような“決めつけ発言”は止めましょう!

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