バルコニーの手摺は「パネル」がアツい!何が魅力でどこがイマイチ?
一昔前まで、バルコニーの手すりといえば鉄製の格子かコンクリートの壁くらいしかバリエ―ションがありませんでした。
しかし今は手摺というより「パネル」が主流の時代。
具体的にどんなパネルが、どんな理由で人気なのか?今時のバルコニー空間に注目してみましょう。
究極的には、上層階から(人や物が)落下しないような仕掛けがあれば手摺でもパネルでもどちらでも構わないのです。
にも拘わらず、手摺パネルはバリエ―ション豊富!
その理由は?
家の施工実例を眺めてみると実感しますが、バルコニーの手摺のデザインは実はかなり重要です。
例えば、この木目調のパネルだとナチュラルで温かみのある雰囲気になりますよね。
出典:LIXIL 公式サイト ベランダ手摺 モダンパネル 木目調
一方、このポリカーボネート製のパネルだと、スタイリッシュでクールなイメージ。
出典:LIXIL 公式サイト ベランダ手摺 パネルスタイル ポリカーボネート
光がよく通るので、バルコニー内は明るくヘルシーな空間となるでしょう。
植物もよく育ちそうなので、お花や緑いっぱいのガーデニングにするのも素敵です。
このように、バルコニーのパネルは選ぶ素材で見た目の雰囲気が全く違ったものになります。
実際の住み心地はもちろん大事ですが、まずは「デザイン」の好き・嫌いでどんなパネルを採用するか考えてみてはいかがでしょうか。
「こういう感じのバルコニーにしたいな」というイメージが固まったら、それぞれの手摺パネルの特性を調べてみましょう。
例えば最近人気のガラス(もしくはガラス調)のパネルは
- 見た目におしゃれ
- 採光が良い
- 防犯効果もある(不審者が隠れると丸見えだから)
といったメリットがあります。
一方で、
- バルコニーが散らかっているとまるわかり
- 風通しがあまり良くない
- 外から見られているようで、なんだか落ち着かない
- 高所恐怖症だとバルコニーに出られない
といったデメリットを指摘する声もあります。
その点、このような格子タイプならさりげなく風も通すので夏場も涼しい。
出典:LIXIL 公式サイト ベランダ手摺 シックな印象をもたらすブラック格子
格子の向きや感覚によっても印象が違うので、やはり「デザインで遊べる」というメリットもあります。
パネルを選ぶ際には、それぞれのデザインの長所と短所を比較してそのバランスが自分なりに納得できるものを選ぶのが正解ですね。
最近は、古い手摺を撤去してガラスのパネルにリフォームするお宅もよく見かけます。
気になるのはそのお値段ですが、LIXILの公式情報によれば
- パネル一体タイプ 75,000円/m~
- 縦格子一体タイプ 57,000円/m~
とのことですから、広めのバルコニーだと軽く20~30万円の出費になりそう。
しかもこの金額はあくまでも本体価格であって工事費や配送料は含まれていません。
諸々含めると50万円以上は覚悟しておいたほうがよさそうですね。
ただ、エクスショップなどネット系のショップで購入・施工をお願いした場合は工事費用込みで30万円~40万円くらいに抑えられそう。
施工する場合(特にリフォーム)は、いろんなメーカーを比較の上でベストな商品&ショップを選びたいところです。
パネルタイプのバルコニー手摺の特徴や価格情報をお届けしました。
ポイントをおさらいします。
- パネル&手摺にはいろんなデザインがある
- それぞれ一長一短ある
- 設置する費用は工事費用込みで50万円前後
バルコニーの手摺パネルは進化しています。
確実に安全面を確保しつつ、見た目におしゃれなバルコニーにするためにも、最初から「コレ!」と決めてかからずモデルハウスでいろんな種類を目で見て体験できるのが理想的ですね。
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