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木造×広いバルコニーがある家はじわりと広がる雨漏りが怖い!

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最近、じわじわ人気の「広いバルコニーがある家」。

 

でも実は、雨漏りリスクの高い危険な家であることも知っておく必要があります。

 

特に木造はリスキー・・・と言われる理由とは?

 

今回は、木造×バルコニーがある家の雨漏りリスクについて見ていきましょう。

 

広いバルコニーがある家は、見た目に映えて、生活の可能性も広がる家。

 

しかし、知らずにいると怖い弱点もあるので注意しましょう。

 

「ルーフバルコニーは危ない」と言われる理由

木造の場合、特に雨漏りに要注意なのはルーフバルコニーのある物件です。

 

ルーフバルコニーとは、1階(あるいは2階部分)の屋根部分を利用して作られたバルコニー。

 

一般的な「ベランダ」よりも広く作ることができるので、狭小地に家を建てる場合に好まれます。

 

土地が狭くて庭が作れない分、ルーフバルコニーを作ってそこで家庭菜園を楽しんでいるお宅もよく見かけますよね。

 

ただ、屋根がない&フラットな構造で水が溜まりやすいというダブルパンチで、雨漏りにつながりやすいという弱点があります。

 

特に木造住宅の場合は伸縮やズレが大きいので、雨漏りリスクが高い!

 

水が横に走って漏れてしまうことも多く、雨漏りの原因箇所を特定しにくいという弱点もあります。

 

「木造の場合、どんなに完璧に防水して点検もしっかりやっていても、ゲリラ豪雨には万全に対策できていない」と語っている専門家さんもいるくらいです。

 

ルーフバルコニーのある家にするなら、鉄骨にするのが賢明ですね。

 

その人工芝、危険かも!

「家に居ながらにしてアウトドア気分を味わいたい」とか「映えるバルコニーにしたい」とか。

 

最近はコロナで自宅にいる時間も増えて、バルコニーのデザインに凝っている方も多いでしょう。

 

そこで、床に人工芝やタイルを敷いている方も多いのではないでしょうか?

 

でも、実はそれ、「雨漏りリスク」という意味では危険かもしれません。

 

水がスムーズに排水されなくなり、知らない間に水が溜まっているケースも多いんです。

 

結果的にそこから雨漏りが発生することも。

 

木造の場合は特に、「水が溜まる」は致命的。

 

バルコニーの床材やその階下の壁の腐食にもダイレクトにつながってしまうので、「水が溜まる」という現象にはちょっと神経質になったほうが良いですよ。

 

たった一か所から始まった雨漏りが原因でバルコニーの床を全部取り換える羽目になったという方もいます。

 

人工芝などを敷いている方は、こまめに床の状態をチェックするようにしましょう。

 

もっと怖いのは住宅本体の腐食!

バルコニー=「家の付属品」みたいな認識でいる方も多いかもしれません。

 

しかし、水の流れをなめちゃダメです。

 

水は、私たちが思う以上に自由に、広範囲で移動します。

 

バルコニーの雨漏りが、壁伝いに住宅本来の建材を侵食してしまうケースも少なくないのです。

 

コチラのサイトで解説されている内容が非常に参考になりますが、天井の雨漏りの場合は照明器具の中に水が溜まるケースが多く、場合によっては漏電の危険すらあるのです。

 

⇒ 参考:外壁塗装大百科 公式サイト 【実例解説】ルーフバルコニーからリビングの天井に雨漏りする理由

 

メーカーが提案してくるプランに少しでも「これって本当に大丈夫なのかな」と不安を感じたら、ホームインスペクターなど第三者に診断をお願いしたほうが良いかもしれませんね。

 

ゲリラ豪雨の頻度も増え、近年は雨の降り方が明らかに変わっています。

 

木造住宅でバルコニーをつける場合は、今まで以上に「雨漏りリスク」を考慮する必要があるでしょう。

 

【まとめ】見た目の印象につられちゃダメ。バルコニーとの付き合い方は難しい

木造の住宅でバルコニーを設置する場合の雨漏りリスクについてまとめました。

 

水の被害で家を台無しにしてしまうようなことがないように、家を建てる前に知っておきたいポイントをまとめます。

 

  • 木造住宅×バルコニーの構造は雨漏りに弱い
  • 床に人工芝やタイルを敷くのは雨漏りを助長する
  • 雨漏りした水が照明器具に溜まって漏電することもある

 

おうち時間を充実させ、人生を豊かにしてくれるルーフバルコニー。

 

しかし、しかるべき知識と経験がある業者で施工しないと、大事なマイホームを傷めてしまうことにもなりかねません。

 

木造住宅の場合は特に、そのリスクと対策についてオーナー自身が勉強しておくことが大事です。

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