バルコニーの目隠しフェンスはどうつけるのが良いの?ベストな立地を考える
ご近所を歩いてみるとバルコニーの目隠しフェンスはデザインもつけ方も様々。
理想的にはどう設置するのが良いのか?そもそも、本当に必要なものなのでしょうか。
だとしたらその目的は?今回は、バルコニーの目隠しフェンスの立地について考えてみましょう。
バルコニーの目隠しは、なければプライバシーが丸見えですが、やり過ぎるのも野暮ったい。
種類やつけ方、「立地」には意外とセンスが要るようです。
バルコニーのフェンス立地問題にお悩みなら、ご近所を散歩してみたり、メーカーの施工実例を眺めてみたりして「つけ方」を研究してみましょう。
実際に私が見て回った印象では、バルコニーの手すりの“一部”につけているお宅が多いという感じ。
いわゆる「フェンス」のタイプだと、バルコニー全体をぐるりと覆うのではなく、道路に面した部分にのみつけているお宅が多いです。
自分がその家に住む立場になって考えてみれば、いくら目隠しとはいえベランダを全て目隠しで覆ってしまったら景色が見えませんから。
「プライバシー保護」と「自分たちの暮らしの楽しみ」を両立させる立地を考えなければいけないということです。
ただ、これも目隠しのデザインによって様々で、パネルタイプの目隠しならバルコニーの全ての面に設置しているケースが多いですね。
私が以前住んでいたアパートは、立地の問題で隣の建物との距離が近く、バルコニーの手すりの上に目隠しのフェンスがついていました。
最初は「気が利くなあ」と思っていたのですが、そのフェンスがあるせいで光や風の通りが悪く、「昼なのにリビングが薄暗い」「夏は風の通りが悪くて暑い」といった問題に悩まされていたんです。
南側のバルコニーだったので、遮られてもそれなりに光は確保できていましたが、方角によっては昼でも電気を点けてすごさなければならなくなってしまうかもしれません。
「北側の寝室」だったら良いかもしれませんが、それでも朝日があまり入らない部屋というのはちょっと不健康ですよね。
風の通りも悪いとなるとカビが生えやすくなりそうで、衛生的にもどうかなと感じます。
バルコニーのフェンス立地を考える際には、そういった「自然条件」についても考慮したほうが良いでしょう。
バルコニーのフェンスが果たす役割は「目隠し」だけではありません。
例えば、小さなお子さんがいるお宅なら、バルコニーをしっかりフェンスで覆うことで転落事故を予防することができるでしょう。
一部が空いていて、そこから落下した・・・なんてことになったら、「なぜ全面を覆っておかなかったんだろう」と後悔することになりそうです。
また、防犯の観点からも、フェンスがあると入りにくいですよね。
空き巣の被害から身を守るには、「窓ガラスを割って入るまでどれだけてこずらせることができるかにかかっている」と言われますし、目隠しフェンスが四方に施してあればよじ登っている間に見つかる可能性も高くなります。
「盗撮防止」といった観点からも、フェンス立地にはこだわる必要がありそうです。
以上、バルコニーに目隠しフェンス取り付ける場合の「立地」についてまとめてきました。
どんなフェンスをつけるかで風や光の通り方も違ってきますし、できればショールームなどで現物をチェックしながら選ぶのが理想的ですね。
注意すべきポイントをまとめてみます。
- バルコニーの手すりに設置する場合、立地のパターンは様々
- つけ方によっては光や風の通りを遮ってしまう可能性がある
- 防犯や落下防止の目的も合わせて考えみるべき
どこに、どんなデザインのフェンスをどう取り付けるか。
フェンス立地の理想形は各家庭の家族構成やライフスタイルによっても異なります。
意外と侮れない部分ですから、ご家族で話し合って納得のいくスタイルに施工するようにしましょう。
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