ペアガラス 10年保証

トップページ ＞ ペアガラスが結露！寝室が水浸し。ペアガラスだって結露する ＞ ペアガラスについている10年保証の範囲は狭いもの

ツイート　　

ペアガラスには10年保証がついている、これだけを聞くと非常に安心できそうなのです。

 

しかし、10年保証が対応しているアクシデントの範囲は非常に狭いもの。

 

ペアガラスのトラブル全てが保証に対応しているわけではありません。

 

ペアガラスには普通10年保証がついています。

 

しかし、10年保証は何にでも対応しているというわけではありません。

 

むしろペアガラスが見舞われやすい様々なアクシデント。

 

これらについての保証期間は10年よりもぐっと短いものなのです。

 

例えば熱割れ、ペアガラスの室内側と屋外側の温度差で、ペアガラスが割れてしまうというアクシデント。

 

これについては、始めからペアガラスは保証はしていないもの。

 

余りにもペアガラスが割れる、こんなケースでは近くに暖房器具が置いてあるなど設置場所の環境。

 

これに加えて、温度差が激しくなることが予想できた場所に、ペアガラスを設置した住宅メーカーに責任がある。

 

こんなケースもあるのです。

 

ですから、アクシデントに10年保証が対応していないからといって、がっかりする前に、原因が何かを考える。

 

でないと、ペアガラスの交換ばかりでお金がなくなってしまいます。

 

ペアガラスの間にブラインドが入っている、そんな便利なものが近年では登場しています。

 

例えば、ブラインドの開閉に支障が出た、こんな場合の保証期間は２年。

 

それ以降は、自費での修理となってしまいます。

 

他に、サッシの変色など劣化についての保証期間も２年ですから、それ以降の修理は自腹です。

 

ペアガラスの10年保証が対応しているアクシデントの範囲は意外と狭いのです。

 

では、ペアガラスの10年保証が対応しているアクシデントとは何でしょうか？

 

ペアガラスの間の気密性が損なわれて、外部の空気が侵入する。

 

その後、室内側と屋外側の温度差でペアガラス内部に結露が発生する。

 

こうなると、ペアガラスの断熱性が完全に失われてしまう。

 

ひどい状態となると、ペアガラスの間に結露した水分が溜まってしまうという事態になります。

 

こんなアクシデントはペアガラスの10年保証対応。

 

というか、これ以外にはほぼ10年保証の対応外と考えたほうが良いかもしれません。

 

後は、ペアガラスの10年保証の対応となっているのは、自然破壊。

 

熱割れ以外で力を加えていないにも関わらず、ペアガラスが割れてしまった。

 

こんなアクシデントには10年保証の対応となっています。

 

ここで、不思議になるのは熱割れと自然破壊、この２つの区別はどうやって付けるのかという点。

 

しかし、熱割れはペアガラスのフレームから直角にヒビが入るなど独特の割れ方をするもの。

 

経験豊富なガラスメーカーの担当が見れば、すぐに熱割れか自然破壊かの区別はつくものなのです。

ツイート　　

スポンサーリンク