ペアガラス 色

トップページ ＞ ペアガラスが結露！寝室が水浸し。ペアガラスだって結露する ＞ 最近のペアガラスは色が違うのはなぜ？

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近年のペアガラスは断熱・遮熱それぞれの性格の違いによって、色が違うという特徴があります。

 

これは、Low-Eガラスをどの側に使っているかで性格と色が変わるから。

 

目的によってペアガラスを選んで、光熱費の削減を目指しましょう。

 

冬場は寒く、夏場は暑い。

 

断熱について今ほど意識が高くなった時代の住宅にありがちな悩みです。

 

ならば、リフォームだ！そう考えるのは当然で、ついつい外壁の断熱性を高める方向へ向かいがち。

 

しかし、まず理解しておかなくてはいけないのは、家の断熱性を大きく左右しているのは窓であるという事実。

 

家から逃げる熱や、侵入する熱、この60?70％は窓を通してのことなのです。

 

ならば、まず断熱性を改善するならば窓をリフォームするのが正解です。

 

「うちの窓はペアガラスになっているけれど、これ以上リフォームする方法はあるの？」

 

築数10年たっているような家でもペアガラスを用いている場合は多いもの。

 

しかし、近年のペアガラスと昔のペアガラス、品質が随分違います。

 

窓に使われているガラスを変える、これだけのリフォームで断熱性の向上が狙えるのです。

 

近年建てられた住宅の70％以上に用いられているペアガラスには「Low-Eガラス」が用いられています。

 

Low-Eガラスとは、特殊な金属膜をコーティングすることで、熱が逃げたり侵入したりを防ぐ効果があるもの。

 

近年、ペアガラスに多く用いられている、優秀なガラスなのです。

 

しかし、このLow-E ガラス、通常の４倍程度と値段が張るもの。

 

ですから、室内側か室外側か、どちらか一方にしか使われていないのが普通。

 

そして、それによって色が変わってくるのです。

 

ガラスメーカー各社が出しているもので緑色や青色がついているもの、このほとんどが、室外側にLow-eガラスを用いたもの。

 

ですから、外側の熱を通しにくい、遮熱効果が高くなっています。

 

一方で、無色のペアガラスのタイプ、これは室内側にLow-eガラスを用いたもの。

 

こちらは、室内側の熱を逃しにくい、断熱効果が高めてあるのです。

 

まあ、色といっても無色のものと比較して初めてわかる程度のものですから、それほど神経質になる必要なないのです。

 

ただ、ペアガラスの色によって、遮熱・断熱、２通りの効果があることは理解しておかなくてはなりません。

 

昔入れたペアガラスの窓の代わりに、Low-Eガラスを使った色付きのガラスにすればどの程度の効果が得られるのか？

 

板硝子協会がホームページで公開しているシミュレータによると、東京の戸建て住宅ならば、年間５万円の節約ができるとか。

 

窓の面積で結果は変わってきますから、この額がきっちり節約できるかどうかは難しいですが、効果は非常に大きいことは間違いありません。

 

断熱性を高めるのに、外壁をリフォームする。

 

その前に、ペアガラスを色付きの物に変えてみることを検討してはいかがでしょうか？

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